「お話を伺う」を使う上での注意点

「お話を伺う」を使う際、「伺う」を重ねてしまいがちです。例えば「貴社に伺って、お話を伺います」というフレーズ。
「貴社に伺って、お話を伺います」の1つ目の「伺う」は「参上する」、2つ目の「伺う」は「お聞きする」という意味です。
このように、同じ言葉を別の意味で複数回使うことは、論旨を混乱させ、ミスリードにつながります。
誤解を避けるためにも、どちらかの「伺う」を別の言葉に置き換える方が良いでしょう。例えば、次のような言い換えが考えられます。
・「貴社に伺って、お話をお聞きします」
・「貴社に参上して、お話を伺います」