目を合わせない人の心理って? 接し方も解説
目を合わせてくれない人との上手な接し方
相手が目を合わせてくれない原因はさまざまです。まずは、「なぜ目を合わせないのだろう?」と相手の気持ちを理解することから取り組んでみると良いでしょう。
その上で、自分にできることは何か、具体的にどう接したら良いのか、下記を参考に考えてみてください。
相手の恐怖心を和らげる
相手が怖がったり、緊張したり、自信がなかったりして目が合わせられないのだとしたら、その不安や怖れを和らげるような接し方をしてみましょう。
柔らかな物言いや、相手を肯定するような言葉で、相手が安心できるような雰囲気をつくるのがおすすめです。
また、たとえ目が合わないとしても、こちらの表情は相手から見られているものです。自分がこわばった表情をしていないか、気をつけてみると良いでしょう。
相手がこちらを見る隙をつくる
相手と目が合わないことが気になる人は、気がつかないうちに相手をじっと見ているのかもしれません。
目を合わせるのに抵抗がある人は、じっと見られていると、目をそらすしかなくなることもあります。
適度に視線を外して、相手がこちらを見る隙をつくってみるのも良いでしょう。
相手がこちらをチラチラとでも見られるようになったら、少しずつ視線を合わせる瞬間を増やして、相手に目を合わせることに慣れてもらうと良いかもしれません。
目が合わないことを気にしすぎない
目が合わないと、つい「自分に原因があるのでは?」と気になる人もいますが、相手側の事情で目を合わせないことも意外と多いものです。
話す時に人の目を見るのが苦手な人も少なくありません。
目が合わないからといって、「避けられているのかも」と不安げに接すると、逆に相手から「私のことが嫌いなのかな」と思われることがあります。
目が合わないなら、言葉や態度などの他のコミュニケーションを大切にして、目が合わないことを気にしすぎないようにしましょう。
また、相手が距離を取りたくて意図的に目を合わせない場合には、無理に関わろうとせず、そっとしておく方が良い場合もあります。
時には、相手に心の準備ができるまで待ってみることも必要かもしれません。
「自分のせい」と気にしすぎないで
目を合わせようとしない人がいると、どう思われているのかが気になる人もいると思います。しかし実際は、相手側の事情で目を合わせない場合も少なくありません。
目を合わせるのが苦手な人もいると理解して、あまり「自分のせい」と気にしすぎないようにしましょう。
そして、「自分の振る舞いで相手にどんな気持ちになってほしいか」を考えて、相手に接してみてくださいね。
(大塚統子)
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※この記事は2021年09月21日に公開されたものです