てへぺろの意味と使い方とは? 元ネタや類義語を解説
アニメやマンガで「てへぺろ」が使われた事例
「てへぺろ」の流行はすさまじく、いくつかのアニメやマンガでは「てへぺろ」をそのまま使ったり、文字ったりした使い方をされています。
ここからは、「てへぺろ」が使用された事例を3つ紹介します。
(1)てへぺろ/『氷菓』
TVアニメ『氷菓(ひょうか)』では、主人公の折木奉太郎(おれきほうたろう)が、「てへぺろ」という言葉をそのまま使用しています。
高い洞察力や推理能力に優れた彼ですが、愛称は「ほうたる」。チャット掲示板で使用する自分の名前を、誤って「ほうたる」と入力したことが原因です。
彼のかわいらしさやドジっぷりは、この愛称からもうかがうことができます。そんな彼がミスをした時に発した「てへぺろ」の言葉は、「かわいすぎる!」と話題になりました。
(2)テヘペロでやんす/『衛府の七忍』
マンガ『衛府の七忍(えふのしちにん)』は、徳川家康が権力を持つ乱世の終わりを舞台とした作品です。
作品で描かれる時代設定は、戦国時代の終わり頃。しかしながら、登場人物が「テヘペロでやんす」というおどけた若者言葉を使ったことで話題になりました。
あえて最近の若者言葉が作品中で使われたことで、読みやすさや共感を生んだのではないでしょうか。
(3)うへぺろ/『ハイキュー!!』
高校バレーを題材にした人気マンガ『ハイキュー!!』では、登場人物の及川徹(おいかわとおる)が「うへぺろ」と言ったことが知られています。
「てへぺろ」と言葉は違いますが、意味のニュアンスとしてはほぼ同じではないかと推察されています。
彼がおどけたような表情で舌を出し、ピースサインと共に「うへぺろ」と言っているイラストが話題を呼びました。
「てへぺろ」ポーズや表情を楽しめるグッズも
マンガやアニメないでセリフが使われていなくても、キャラクターたちの「てへぺろ」なポーズや表情を楽しめるグッズも販売されています。
例えば、人気マンガ『五等分の花嫁』や、『進撃の巨人』など。これらの作品に登場するキャラクターたちが、ぺろっと舌を出したり照れたような表情をしたりしているグッズも。
「てへぺろ」がいかに影響力がある言葉かがうかがえますね。