お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「異論は認めない」とは? 意味や使い方を例文つきで解説

上色ゆるり

「異論は認めない」の使い方と例文

「異論は認めない」という言葉は、自分の意見を述べた後に続けて使うのが一般的。

例えば、「私は○○が好きだ。異論は認めない」というように、「異論は認めない」と後に付けることで、自分の主張をより強く伝えられる文章になります。

ただし、「他の意見は全て遮断する」という強い意思を表しており、周囲に威圧的な印象を与えてしまうことも。周りから反感を買う恐れがあるので、使い方には注意が必要です。

また「異論は認めない」は、シチュエーションによって意味合いがやや変わります。シーン別に使い方と例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

意見をはっきりと主張したい時

「異論は認めない」という言葉は、自分が正しいと思うこと、自分が好きなことを周りに主張したい時に取り入れるのがメジャーな使い方です。

例えば、アニメやゲーム、映画について感想を述べる時、「異論は認めない」を使うことで、自分の意見が正しいと強く主張することができます。

また、他の人が何と言おうと、自分の好きなキャラクター、有名人が一番魅力的だ、自分の好きな食べ物、飲み物が一番おいしいと主張したい時にも使えるでしょう。

それでは具体的な例文を紹介します。

例文

・このアニメのキャラ、今はパッとしないけれどいつか絶対覚醒する。異論は認めない。

・うちの猫が世界一かわいい。異論は認めない。

ネタとして使う時

「異論は認めない」という言葉は、相手にツッコミを入れてほしいという意図を含み、ネタとして使われる場合もあります。

わざと反論したくなるようなことを述べ、相手に「それは違う」と反論してもらうという、会話の流れを楽しむ使い方です。

ちなみに、相手に「これはネタである」と伝わりやすくするため、「異論は認めない()」と最後に括弧をつけたり、「異論は認めない←」と矢印をつけたりして使うことが多いです。

それでは具体的な例文を紹介します。

例文

・あの流行語、実は自分がはやらせたんだよね。異論は認めない()

・インスタント味噌汁とパックご飯、鯖缶で超豪華な朝食作った。なお、異論は認めない。←

反対意見を受けつけたくない時

自分の意見を主張するだけでなく、「他人の意見を一切受けつけたくない」ことを強調する場合にも、「異論は認めない」という言葉が使われています。

主に、ブログなどで取り入れられている手法です。「異論は認めない」という文が添えられているブログには、反論されたくない、誹謗中傷を受けたくないという筆者の思いが込められています。

しかしこれに関しては、「反論されたくないのであれば、コメントを閉じれば良いのでは?」という意見もあるので、あまり使わない方が無難かもしれません。

それでは具体的な例文を紹介します。

例文

・以上はあくまで個人的な感想であり、異論は認めない。

・昨晩投稿されたA氏のブログでは、今回の発言に対する異論は認めない、と主張している。

次ページ:「異論は認めない」の類語

SHARE