「脳内お花畑」は良い意味or悪い意味? 使い方と注意点
「脳内お花畑」という表現。実際に誰かから言われたら、あなたは良い意味or悪い意味、どちらとして受け取りますか? 今回は使い方に要注意なスラング「脳内お花畑」の意味やニュアンスを解説します。
「脳内お花畑」と聞くと、かわいらしいイメージを抱く人もいるかもしれません。
ですが、言い合いなどで使われることが多く、ネガティブなニュアンスを含むため、使う際には少し注意が必要なスラングの1つ。
そこで今回は、時々耳にするスラング「脳内お花畑」が表す意味を解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
「脳内お花畑」の意味って?
SNSなどで見かける「脳内お花畑」ですが、意味が分かりづらいだけでなく、良い意味なのか悪い意味なのかニュアンスをつかめない、という人もいることでしょう。
まずは意味を解説していくので、言葉が表す内容をしっかり押さえていきましょう。
「能天気」「天然な人」を表すスラング
お花畑のようなほんわかした雰囲気から、「脳内お花畑」は「頭の中がほんわかしている人」、つまり「能天気な人」や「天然な人」といった意味で使われるスラングです。
また、頭の中にお花が咲いているというニュアンスから「不思議ちゃん」のようなタイプを表すことも。
かわいらしさを表現するよりも、その人の性格や雰囲気などを指してネガティブな意味合いで使われることが多い言葉です。
「妄想・盲信している人」など尖った意味も
「お花畑」を「妄想」や「幻想」という意味で使う場合があります。
そのため、「脳内お花畑」は「妄想や幻想を抱いている人」「盲信的な人」という尖った意味で使われることもあります。
一般的に相手を揶揄するニュアンスで使われます。従って、このスラングを使用する際には注意をしないと、相手を傷つける表現として伝わってしまうこともあるでしょう。
「蔑称」の意味合いが強い
「脳内お花畑」は、ポジティブとネガティブ、2つの意味を持ちますが、基本的にはネガティブな意味合いで使われます。
そのため、不用意に「脳内お花畑」を使ってしまうと、相手を罵るような意味合いになり、そのまま関係が悪くなる可能性も。
先述のとおり、あまり良い意味の言葉ではないことを覚えておきましょう。