エクセルのスクロールロック設定と解除方法

キーボードの隅にあるスクロールロックキー（「Scroll Lock」）は、「まだ一度も使用したことがない」という人も多いのではないでしょうか。何をするためのキーなのか分からないという方もいるでしょう。

スクロールロックがオンになっていると、エクセル使用時に少し操作しづらいと感じる可能性があります。

ここではスクロールロックの設定方法と解除方法について紹介します。設定が有効になっていて不便だと感じるなら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

エクセルのスクロールロックとは

エクセルを使っていて、マウスを使わずキーボードだけでスクロールができるという機能が、「スクロールロック」です。

スクロールロックは設定も解除も簡単ですので、必要な時にすぐ設定できるよう、覚えておくと便利です。

スクロールロックの設定方法と解除方法は？

エクセルの使用目的により、スクロールロックを設定した方が使いやすくなるケースもあるでしょう。しかし「今は必要がない」という時には解除しておきたいものですよね。

お使いのパソコンにスクロールロックキーがあれば、とても簡単に解決するはずです。しかし「キーがない」という場合には困ってしまう可能性が考えられますので、設定と解除の方法を覚えておくと便利です。

それでは設定と解除の方法を図入りで見ていきましょう。

スクロールロックの設定方法

まずは設定方法を説明します。

スクロールロックが有効になっている状態だと、エクセルの画面左下に「ScrollLock」という文字が表示されます。

通常の場合エクセルには、「ScrollLock」という文字は表示されていません。

設定する方法は、とても簡単です。キーボードにある「Scroll Lock（またはScrLK）　」というキーを1回押すと設定できます。

もしスクリーンロックのキーを押してもエクセル画面左下に表示が出ていないのなら、ステータスバーでスクロールロックが非表示になっているのかもしれません。

そこで、ステータスバーで非表示になっているかを確認する方法についても併せて紹介します。

エクセル画面の下部にあるステータスバー（下図「準備完了」と文字が表示されている部分）で、マウスを右クリックしてみてください。

ステータスバーのメニューが表示されますので、「Scroll Lock」という文字の左横にチェックマークが入っているかを確認してみましょう。

チェックマークが入っていないと、画面の表示は「スクロールロックはオンになっているがステータスバーには表示されない」という状態です。「Scroll Lock」という文字をクリックすると文字の左横にチェックマークが入り、画面にも反映されます。

スクロールロックの解除方法

次に解除の方法です。設定した時と同じように、キーボードにある「ScrollLock（またはScrLK）」というキーを1回押すと解除できます。設定だけでなく解除も簡単ですよね。

基本的には設定も解除も、キーを1回押すだけの操作となっています。

もしエクセルの画面で「矢印キーでセルの移動ができなくなり、画面がスクロールしてしまう」という状況に陥ったら、設定になっているか画面左下を確認してみてください。