「存じ上げません」と「存じません」の違いは? 正しい使い方と例文
「存じ上げません」を使う時の注意点
続いては、「存じ上げません」を使用する際の注意点を解説します。
相手に対して「存じ上げません」を使わない
「存じ上げません」は謙譲語であり、自分をへりくだることで相手に敬意を示す言葉です。そのため、自分の行動以外に使用することはありません。
以下は、相手に対して「存じ上げる」を使用している間違った例です。
・誤)課長がどこにいらっしゃるか存じ上げませんか?
→正)課長がどこにいらっしゃるかご存じですか?
・誤)Aさんはその件に関して存じ上げないそうです。
→正)Aさんはその件に関してご存じではないそうです。
クッション言葉をつける
「存じ上げません」を使用する時には、「大変申し訳ございませんが」「恐縮ですが」など、クッション言葉を添えて使用するのがおすすめです。
「存じ上げません」だけの場合に比べて、自分が申し訳なく思っている・恐縮していることも相手に伝えられ、丁寧な印象になります。
例文
・大変申し訳ございませんが、〇〇さんのことを存じ上げません。
・誠に恐縮ですが、その件について把握している人を存じ上げません。