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【エクセル】グラフツールの使い方は? 項目の変更・データ追加のやり方

武田 麻希

【応用編】エクセルで作成可能なグラフ

ここまで紹介してきた基本的なグラフの他にも、エクセルで作成可能なグラフはいくつかあります。どのようなグラフを作成できるのか見ていきましょう。

株価チャート

エクセルでは株価チャートも作成できます。株価チャートとは株式や商品取引、為替などの相場を表すために、価格などの情報を示すためのグラフです。

エクセルで株価チャートを表すためには、まずは必要なデータを入力またはダウンロードします。

グラフ作成に必要な情報は、作成するグラフの種類によって異なりますが、マウスを作成するグラフの上に持って行くと必要となるデータが表示されます。

上図の株価チャートの場合は、始値・高値・安値・終値の項目が必要です。表示されている順番で入力しましょう。

データの数は3つ以上準備すると◎

データの数が3つ以下だとうまく作成できないこともありますので、データは3つ以上準備してください。

必要なデータを入力した後に、目的に合うエクセルの表を作成しましょう。上図は1日の株価変動を表した株価チャートです。

等高線

等高線とは元々、陸地の高低を表すために同じ高さの地点を結んだ線のことです。

エクセルの等高線グラフだと、3次元のグラフを作成可能。縦軸・横軸・奥行き軸がありますので、3時点での変化をグラフで表せます。奥行き軸に何を設定するのかは変更できますので、データに合わせて設定しましょう。

例えば、月ごとの売り上げ数に年ごとの変化を加える場合などに、等高線グラフが用いられます。

レーダー

エクセルで作成可能なレーダーとは、いわゆるレーダーチャートのこと。放射状に数値軸を設置して、各項目の数値を線で結んで作成する多角形のグラフです。

人事評価やアンケート結果の平均値表示、占いなどでよく使われます。

2種類のグラフの組み合わせも可能

エクセルでは折れ線グラフと棒グラフなど、複数のグラフを組み合わせての作成も可能です。横軸に2種類の数値を配して異なる数値を示すこともできます。

上図のように、メニュー「挿入」の「組み合わせ」より組み合わせグラフの挿入ができます。

例えば車の販売台数と平均価格を表す場合など、2種類の異なる数値の相関関係をグラフで示したい時に使うと良いでしょう。

 

エクセルのグラフを使いこなして資料作成に役立てよう

今回は、エクセルでのグラフの作成方法や、表示の調節方法などを紹介しました。

エクセルではデータさえ揃っていれば簡単にグラフを作成できますので、積極的に活用してみてください。

作成したグラフは単体で印刷もできますし、ワードやパワーポイントと組み合わせてプレゼン資料などにも活用しやすく便利です。

エクセルで作成できるグラフの種類はとても多いですので、扱う数値に適したグラフはどれなのかを判断が必要になります。

適切なグラフ選びは分かりやすい資料作りに役立ちますので、ぜひグラフ作成方法をマスターして、活用していきましょう。

(武田 麻希)

※画像はイメージです

※この記事は2021年07月30日に公開されたものです

武田 麻希

ホテルや外資系金融会社などでの勤務歴があるフリーライター。これまでの人との関わりや大学で学んだ心理学についての知識、FPなどの資格取得を通じて得た経験をもとに、記事を執筆している。

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