お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「誠に勝手ながら」の意味とは? 使い方や類語を解説(例文つき)

上色ゆるり

「誠に勝手ながら」を使う時の注意点

ここからは、「誠に勝手ながら」を使う時の注意点を解説していきます。

相手に失礼になる言葉遣いを避けるため、注意すべきことについても押さえておきましょう。

目上の人に対して使える? より丁寧な表現とは

「誠に勝手ながら」という言葉はへりくだった丁寧な印象で、目上の人に対しても使うことができる言葉です。

「誠」は「真心」を指す漢字であり、「誠に」という言葉をつけることで、誠意のある姿勢を表しています。よって、「誠に勝手ながら」は目上の人に対して使っても失礼になりません。

ただし、「勝手ながら」という部分でややくだけた印象がある、という意見も。より丁寧に言い表したい場合は、「誠に勝手ではございますが」「誠に勝手なお願いではございますが」という言葉に言い換えると良いでしょう。

ビジネスメールで使う場合

上司や顧客、クライアントに向けて、何か伝えにくいことをお願いするメールでも、「誠に勝手ながら」を使うことができます。

催促をする時や依頼をする時でも、相手に命令するような印象を与えずに済むため、積極的に使ってみましょう。

ただし、頻繁に使いすぎるとしつこく聞こえたり、回りくどく聞こえたりしてしまいます。

丁寧な印象を与えるどころか、むしろ誠意のない態度に見えてしまうので、1通のメールで1回までに留めるなど、多用しないよう注意しましょう。

次ページ:「誠に勝手ながら」の言い換え表現は?

SHARE