「ご報告」の正しい使い方は? 例文と注意点を紹介
「ご報告」を使う時の注意点
自分が相手に報告する時に使う、「ご報告差し上げます」という敬語表現もあります。
「差し上げます」は「やる」「与える」の謙譲語です。
敬語ではありますが、「報告してあげます」といったニュアンスが強く、上から目線だと感じさせる可能性もあります。
上司や取引先など、目上の人に使う場合には注意が必要です。
「ご報告」と「ご連絡」の使い分け
「ご報告」と似た言葉に「ご連絡」があります。
いずれも「知らせる」という意味を持ちますが、「報告」は、すでに完了している、あるいは見通しがついていることに対して、結果を伝えるニュアンスが強い言葉です。
一方「連絡」は簡潔に情報を伝えるというニュアンスが強く、現在進行していることやこれから起こることについての事実を知らせる時に使うと良いでしょう。