知ってる? ネットで仕事を探す、新しい働き方「ギグワーク」
短期・単発専門求人サイト『ショットワークス』は、利用者を対象に新しい働き方として注目されている「ギグワーカー」に関するアンケートを実施しました。
ギグワーカーとは、インターネットを経由して個人が請け負う単発の仕事(ギグワーク)に従事する労働者のことで、新型コロナウイルスの影響で働く機会を失った人や、収入が減少した人、そして企業に勤める人たちの副業としても活用されています。
今回の調査に回答した人の属性は、会社員(正社員・契約社員・派遣社員)が約40%を占めており、副業としてのニーズが高まっていることが分かりました。
次に、ギグワーカーとして働く回数についての質問では、会社員(正社員・契約社員・派遣社員)は「月に数回働く」と回答した人が30.7%、フリーターも「月に数回働く」が最多の27.6%となっており、全体的に「毎日・毎週働く」と回答した人よりも多い結果となりました。
ギグワークは、本業を持っている人達が副業として月に数回働く手段として考えていることが分かります。
また、希望収入についての回答では、会社員(正社員・契約社員、派遣社員)は「5万円以下」が最多に。空いた時間を活用しつつ、より経済的余裕を持ちたいと考えている人が多いようです。
そして、ギグワークによって得た収入の用途では、会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、フリーターともに「生活費」が最多に。
さらに会社員は「趣味・娯楽」と回答した人がフリーターに比べて多くなっており、ギグワークで収入を得て経済的余裕を持ったことで、趣味・娯楽にお金を使う精神的余裕が出てきていることが伺えます。
また、ギグワーカーとして働く時に重視する応募条件は「勤務日・時間」が最多となっており、自分が空いている時間と勤務日がマッチしているかどうかが、働く人にとって重要なポイントであることが分かりました。
さらに「給与の支払日(日払い・週払い)」や「面接なし」を希望する方も一定数いることから、空いた時間にすぐ働ける、すぐお給与がもらえるというスピード感を重視しているというところも「ギグワーカー」で働く人の特長と言えます。
新型コロナウイルスの感染拡大により、副業としての選択肢も変化しています。今の自分の働き方に対して、どのような副業が合っているか、検討してみてはいかがでしょうか。
調査概要
調査目的:ギグワーカーに関する実態調査
調査手法:インターネット調査
調査期間:2021年3月19日~4月2日
調査対象:短期・単発専門求人サイト『ショットワークス』利用者
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2021年06月04日に公開されたものです