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「怖い」と「恐い」の意味の違いは? 意味や使い分けを解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「怖い」や「恐い」以外で「こわさ」を表す言葉

「怖い」「恐い」以外にも、「こわさ」を表す言葉はいろいろあります。

例文とともに紹介します。

「怖気」

「おじけ」と読みます。

「怖くてびくびくする気持ち・予測からくる恐れや恐怖心」を意味する言葉です。

使い方・例文

・彼は怖気づいたのか、約束の時間になっても来なかった。

「恐怖」

「きょうふ」と読みます。

「自分の身が危険な状態で、恐れ怖がること」を意味する言葉です。

使い方・例文

・災害を実際に体験した時の恐怖は、時を経てもまざまざと思い出される。

「畏怖」

「いふ」と読みます。

「人や何かに対して、不気味な威圧感を感じて、恐れること」を意味する言葉です。

使い方・例文

・カリスマ経営者である彼に、たいていの人は畏怖を感じることだろう。

「戦慄」

「せんりつ」と読みます。

「非常に恐れおののくこと」を意味する言葉です。

使い方・例文

・彼の名は、人々を戦慄させた殺人事件の犯人として、昭和史に刻まれている。

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