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「怖い」と「恐い」の意味の違いは? 意味や使い分けを解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

使い分けに迷ったら「怖い」を使う

前段で述べたように、「怖い」と「恐い」は両方とも「こわい」と読み、ほぼ同じ意味であることが分かります。

基本的に、日常生活で「こわい」と表現したい時、この2つの言葉を使い分ける必要性はありません。

しかし、文化庁が定める常用漢字表に「こわ(い)」の読みがあるのは「怖」のみです。「恐」の読みは「おそ(れ)」が主であり、「こわ(い)」とは記載されていません。

そのため、どちらの字を使おうかと迷ったら、常用漢字表に読みが掲載されている「怖い」の方を選ぶと良いでしょう。

また、ビジネス文書を書く時も同様の意味で、「怖い」の方が望ましいといえます。

次ページ:「こわさ」を表す「怖」と「恐」の使い分け(例文付き)

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