孤独を感じる本当の理由とは? つらい気持ちを解消する5つの方法
孤独を感じる原因
「理解されていない」「大切に思われていない」「必要とされていない」「好かれていない」「愛していない」など、自分と人との間に「心のつながりがない」と感じると、人は孤独になります。
では、なぜ「心のつながりがない」と感じるのでしょうか。心理的な理由を解説していきます。
(1)自分で心に壁をつくっている
過去に人間不信になるような出来事があったりして心を閉ざしていると、自分と人との間に乗り越えにくい心の壁をつくります。
この壁があれば、自分の心を守り、「もう傷つきたくない」「干渉されたくない」「自分のペースを邪魔されたくない」といった願いはかなうでしょう。
しかし、同時に、人から自分に向けられた思いも壁を越えて届くことがありません。自分でつくった壁の内側は孤独な世界になりがちなのです。
(2)人からの愛情・好意・善意を素直に受け取れない
例えば、人からプレゼントをされても喜べない人がいます。まるで相手に迷惑をかけているようで「申し訳ない」と感じたり、「お返しをどうしよう?」と悩んだり。
人が自分に向けてくれる気持ちを、「私を困らせるもの」のように捉えると、人の善意が素直に受け取れません。むしろ、困りたくないから人と距離を取ろうとして、孤独を感じてしまうことがあります。
(3)人から「してもらう」ことを期待している
人は「愛されたい」と思うものです。
しかし、「親なら子どもを愛してくれるはず」などのように、「自分はしてもらう側」で愛されるのを待っていると、気持ちが満たされるかどうかは相手の都合次第になります。
その結果、「私の気持ちを分かってくれない」などと孤独を感じる場合があります。
(4)愛情表現のすれ違いに気付かない
「自分だったらこうするのに」と考えることも、孤独の原因になりやすいものです。どのようにして人を大切にするかは、人それぞれです。
例えば、風邪をひいた時に、つきっきりで看病するのが愛情と思う人もあれば、ゆっくり休めるように1人にするのが愛情と思う人もいます。
自分のやり方とは違う愛情表現の方法があると思えないと、孤独にはまりやすいでしょう。
(5)自分を嫌って人と関わろうとしない
自分のことが嫌いな人は、「人も自分を嫌うだろう」と考えやすいです。
そこで、「人から嫌われたくない」「自分なんかに好かれても迷惑だろう」などと、自分から人と関わることをやめてしまいがちです。
そして、自分は人に何も与えていないから、自分も人から何かを与えられることはないだろうと考えることになり、孤独になっていくのです。

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