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人間関係がめんどくさい時の対処法6つ。やってはいけないNG言動も解説

沼田みえ子

人間関係がめんどくさいと思う理由と心理

「人間関係がめんどくさい」と思う理由は、心理学的にちゃんとあります。ここでは、よくある理由を解説します。

(1)我慢しないといけないから

人は孤独が怖いものです。グループから排除されたくない、自分が嫌われたくない、という思いを抱える心理が少なからずあります。そのために自分の言動を抑えて我慢することが増え、人付き合いを「めんどくさい」と感じやすくなります。

また、前述した通り、職場ではどうしても「評価」がついて回ります。この評価は上司が行うことがほとんど。よほどウマの合う上司でない限り、評価を受けるために我慢が生まれることも十分あり得ます。

(2)相手に合わせないといけないから

職場など、さまざまな人が共に何かをするために集まっているところに所属している場合、その誰もが育ってきた中で培ってきた価値観を持っているので、気が合わなかったりウマが合わない人もいるでしょう。

ですが、付き合う人を選べず、相手に合わせなければいけないことも。そうなると「めんどくさい」と感じるでしょう。

(3)素の自分が出せないから

心理学では、私たちは社会で生きるために「ペルソナ」と呼ばれる「役割を演じる仮面」をかぶっています。

特に職場では「できる自分」「頑張る自分」「物分かりのいい自分」などの仮面をかぶりがち。本当のあなたを出せずに無理をしやすいので、人間関係を「めんどくさい」と感じることがあります。

(4)相手の要求ばかりを受け入れるから

相手と「お互いさま」の関係だといいのですが、一方通行の関係であるとストレスがたまります。

例えば一方的に愚痴を聞かされる、いつも頼みごとをされる……といったように、相手の要求ばかりを受け入れざるを得ない関係性では、自分ばかりが損をしている気持ちになりがちです。

このように対等ではない関係の時、「めんどくさい」と思いやすいものです。

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