ちょっと苦手。「偉そうな人」の特徴3つ
あなたの周りにも、威圧的な態度を取ったり、上から目線だったりする人っていませんか? そんな「偉そうな人」の特徴を、ライターの前田郁さんに紹介してもらいます。
いろいろな場面で、周りに対して威圧的な態度を取ったり、上から目線だったりする「偉そうな人」がいます。
そんな、相手や周囲をもやもやさせる「偉そうな人」の特徴について考えてみました。
あなた自身が周りから「偉そうな人だな」と思われないためにも、チェックしてみてくださいね。
(1)プライベートでも肩書で序列をつけたがる
SNSのおかげで、職業や年齢も異なるさまざまな人たちと、共通の趣味などでつながることができるようになりました。
同じ趣味を持つ者同士でざっくばらんに話そうと思っていても、そこに会社や所属先の肩書を持ち込んで序列をつけ、自分より下だと見なすと偉そうにするような人がいると嫌ですね。
自分の肩書をどんなに誇りに思っていたとしても、それによって他者を見下していては残念な人だと思われてしまいます。
(2)過去の栄光にすがっている
過去の栄光を盾にして、周りに威圧的な態度を取りがちな人も少々残念。「別に過去のことなんて知らないし……」というのが周囲の本音です。
また、昔やんちゃしていたことを武勇伝のように語る人がいますが、そんな過去の栄光話を聞いても周囲は苦笑するしかないでしょう。
過去を持ち出して、周りに偉そうな態度を取ってもしらけるだけ。今は今。今目の前にあることに対して実績を作り、周囲をリードすることで認められていくのです。
(3)すぐにマウントを取ってくる
熱中できる趣味を持っているのはすてきなことですが、中には最近それを好きになった人を「にわか」と認識して、すぐにマウントを取ってくる人もいます。
知識が豊富であることが自信の源なので、その人よりも深い知識を持った人が現れると、微妙な雰囲気に……。
初心者やまだ知識が浅い人でも歓迎して、手取り足取り教えてあげるスタンスの方が、よっぽど周囲からリスペクトされるはずです。
「偉そうな人」は他人から尊重されたい
偉そうな人は、裏を返すと、自分に自信がないから肩書や経験、知識をひけらかすことでマウントを取ります。
それは「他の人から甘く見られたくない、私を尊重して!」という気持ちが根底にあるようです。
本当に「偉い人」ほど、腰が低かったり、自分の身分を隠したりするという話を聞いたことはありませんか?
「実るほど頭の下がる稲穂かな」という言葉もあります。「心が狭く思慮の浅い人ほど尊大に振る舞い、優れた人物になればなるほど謙虚になるものだ」ということです。
「偉い」のはかっこ良いですが、「偉そう」なのはかっこ悪いので、自分はそれに当てはまらないか、今一度自身の行いを振り返ってみましょう。
(前田郁)
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※この記事は2021年01月26日に公開されたものです