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同棲中に喧嘩する原因は? 対処法と喧嘩しないための予防法を解説

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

同棲中に喧嘩してしまう原因・理由

ここでは、小さなストレスが生まれ、喧嘩してしまう原因を、具体的に確認していきましょう。

(1)パートナーに期待してしまうから

同棲は、大好きなパートナーと生活を共にすること。楽しい時間ばかりでなく、家事やお金の管理など、生活にまつわることも同時に発生します。

「料理は彼女が作ってくれるだろう」「彼氏が買い物に行ってくれるだろう」というようにパートナーに期待すると、それがかなわなかった時にストレスから衝突が生まれます。

普段の様子から、無意識に各々の役割を決めてしまう人は多く、すれ違いの原因になるのですね。

(2)金銭感覚が合わないから

例えば、金銭感覚について。

「コンビニのお菓子は高いからスーパーで買ってほしい」と思う自分に対して、「そんなに大きな差はないから、近くのコンビニで買いたい」とパートナーに返されると、どちらかが歩み寄らない限りそこから話が進まなくなります。

双方が「自分が正しい」と思っているので、正解が見つからなくなるのですね。

価値観が違うのは責めることではありませんが、「パートナーが理解してくれない」という怒りから喧嘩に発展します。

(3)食事の時間帯や好みが合わないから

同棲では、毎日の食事も共にすることになります。そうなると、食べる時間帯や好み、誰が作るのか、買ってくるのか……なども価値観の相違が生まれやすい部分。

「せっかく一緒に住んでるんだからご飯も一緒に食べたい」と思う人もいれば、「食事は別々の方が気が楽」と考える人もいます。

全ての価値観が一致する恋人はいないと思いますが、毎日の楽しみである「食」の好みは合わせたいと考えてしまうのかもしれません。

(4)次第に家事をサボるようになるから

最初はパートナーの意見も聞き、家具の設置から家事の分担までしっかり話し合って決めたはずなのに、一緒にいる時間が長くなるとつい手を抜いたりだらしなさを隠さなくなったり、「まあいいか」で済ませることがあります。

「こんな自分でも受け入れてくれるだろう」というのは甘えであり、それがパートナーの負担になることに思い至らないのです。

そして、いつの間にか「“自分だけ”が満足する生活」になってしまい、パートナーの気持ちが置き去りになり、喧嘩が多くなるケースもあるでしょう。

(5)生活習慣やこだわりが違うから

大好きな恋人同士であっても、育ってきた環境は異なります。自分が「当たり前」だと思ってきた考えを変えるのはそう簡単なことではないので、2人の「当たり前」がぶつかり合ってしまうのでしょう。

例えば、トイレの便座はふたをちゃんと閉める人もいれば、開けっ放しの方が楽だと思う人もいます。電気はこまめに消す方がいいと思う人もいれば、多少の時間ならつけっ放しの方が楽な人もいますよね。

そうした生活習慣の違いや、生活に対するこだわりがぶつかり合って喧嘩になることもよくあります。

▶次のページでは、同棲中に喧嘩した時の対処法を紹介します。

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