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「俯瞰」の意味は? 使い方や例文・言い換え表現を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「俯瞰」の対義語

「俯瞰」と反対の意味を持つ言葉を紹介します。

「仰視」

「ぎょうし」と読みます。「仰ぎ見る」の意。物理的な意味における「俯瞰」の対義語です。

例文

・2階から「おーい」と呼ぶと、彼女はこちらを仰視した。

「近視眼的」

「近いところばかり見て、大局の見通しがないこと」を意味します。

例文

近視眼的な考え方では、この難局を乗り越えることはできないだろう。

「限局」

「内容や意味を狭く限定すること」を意味しています。

例文

・本日は、まず経済的影響に限局してのご意見をお伺いしたい。

「狭い視野」

「視野が狭く、対局的に考えられないこと」を意味します。

「俯瞰」とは逆に、ネガティブな印象の強い言葉です。

例文

狭い視野から抜け出せた先にこそ、未来を開く発見があるはずです。

「虫の目」

「鳥の目」が「俯瞰」する時の視点であるのに対し、「虫の目」は対象に近づいて観察する時の視点を意味します。

例文

・マーケッターが市場を眺める際には、鳥の目と虫の目の両方が必要です。

次ページ:俯瞰して考えながら、視点を自在にスイッチすること

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