お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「俯瞰」の意味は? 使い方や例文・言い換え表現を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「俯瞰」はどんな時に使えるのか?(例文付き)

さて、実際に「俯瞰」という言葉は、どんな場面でどのように使われているでしょうか?

例文とともに、以下に掲げます。

高い所から低い所を見渡す場合(物理的な意味で使う時)

物理的に、高い場所から低い場所を見渡す場面で使います。

例文

・ようやく頂上にたどり着き、街を俯瞰した。

・私たちのチームは俯瞰図を見ながら、さらに緻密な計画を練った。

全体を見渡すように、広い視野で考える場合(比喩的な意味で使う時)

全体を見渡したり、広い視野で考えたりという場面でも使うことができます。

例文

・難問に直面した時は、俯瞰して考えると答えを見つけやすいものだ。

俯瞰的にデータを読めば、確かに全国で感染が拡大しています。

・彼がチームリーダーに選ばれたのは、俯瞰力が高いからだと思う。

次ページ:「俯瞰」の類語・言い換え表現

SHARE