【難読】“しょしん”じゃないの? 「初心」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「初心」の読み方です。
「“しょしん”じゃないの?」 そう思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「初心」の読み方は?
よく「初心を忘れずに」などと使うので、“しょしん”という読み方は、耳馴染みがある人も多いですよね。でも、初心じゃないの? と、戸惑う人も多いのではないでしょうか。もちろん、初心も正解ですが、実はもう一つ、読み方があるんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うぶ”と読みます。
「初心」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「初心」の意味は以下のように解説されています。
うぶ【▽初/初=心】
[名・形動]1 (初・初心)世間ずれがしていないこと。ういういしいこと。また、そのさま。「そのまま信じるほど―ではない」
2 (初・初心)まだ男女の情を解しないさま。「―な娘」
つまり、純粋なさまといった意味合いで「初心(うぶ)」という言葉を使います。
読み方は難しいのですが、「あの子は初心だから~」なんてセリフを、ドラマなどで聞いたことはないでしょうか。漢字だと「初心」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「初心」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。同じ漢字の組み合わせでも、読み方によって意味が全く違ってくるので、使い方には気を付けたいですね。
読み方に合わせて漢字が持つ意味も知りながら、正しく言葉を使いたいですね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月06日に公開されたものです