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【難読】“よめ”? 「予め」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「予め」の読み方です。

よめ? いやいや、絶対そんな読み方じゃない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「予め」の読み方は?

予報、予想などの言葉に使われる「予」という漢字。一般的には、“よ”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「予」という字自体には、前もって、といったニュアンスが含まれます。確かに、予報も予想も、前もって行うことですよね。

しかし、これに「め」がついたからと言って、”よめ”なんて読む人はいないのではないでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あらかじめ”と読みます。

「予め」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「予め」の意味は以下のように解説されています。

あらかじめ【▽予め】
[副]物事の始まる前に、ある事をしておくさま。前もって。「予め調べておく」

つまり、「予め」という言葉は、事前にといった意味合いで使います。「予」の漢字の意味と一緒ですね。

漢字は見慣れないかもしれませんが、「予め準備しておく」など、日常的によく使う言葉です。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「予め」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。よく耳にする言葉も、漢字でどう書くかは案外知らない、なんてものも多いですよね。

読めなくても漢字の意味を知っていると、どんな言葉か、あらかじめ想像できる、つまり予想できそうです!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年01月07日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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