「赤口」とはどんな日? 読み方や言葉の意味、避けるべきこと
「赤口」の日に避けるべきこと
ここでは、「赤口の日に行うのは避けるべき」という行事などを紹介します。
結婚式・入籍
めったにないお祝い事、慶事に関しては、凶日とされる赤口の日は避けられています。
赤口の「赤」が血、炎を連想させ、入籍はもちろんキャンドルサービスや刃物を使うケーキカットを行う結婚式は避けるべきという考えもあります。
当人同士が気にならない場合でも、お互いの両親と六曜に対してどんな考えを持っているか共有することは大切です。
入籍に関しては、日にちにこだわるのであれば赤口の日でも午前11時から午後1時に結婚届を出すと良いでしょう。
両家顔合わせ
両家が正式に顔を合わせる場であるため、避けるべきと考えられています。
「赤」という字が「血の気が多い、争いが起こりやすい」という連想させるからです。
地域や世代によって、習わしに対しての考え方が違う場合がありますが、夫婦となる自分たちが気にしないからと、両家の親に相談なく日取りを決めることは避けた方が良いでしょう。
引っ越し
「赤」が火や火事を連想させることから、引っ越しの日としては避けられています。
スケジュールの都合上、やむを得ず赤口の日に引っ越しをする場合、事前に大方の運搬を済ませておくなど工夫をする人もいます。
納車や大きな買い物
「赤」が血や事故を連想させることから、赤口の日の納車を避けたいという人もいます。
スケジュールの都合上、赤口の日しかないならば、吉とされる午前11時から午後1時の時間帯に済ませるのが良いでしょう。
何か新しいことを始めるには不向きと考えられるので、大きな買い物の使い始めは避けられる傾向にあります。
お見舞い
赤口はその文字から、火や刃物の取り扱いに気を付けるべき日とされています。
そして、病院は刃物や血液とも関わりが深いため、できればこの日にお見舞いへ行くのは避けた方が良いといわれています。
入院している人は普段よりナーバスになっている可能性もあるので、お見舞いされる側が気にするかどうかは分かりませんが、できれば避けた方が無難でしょう。
上棟・地鎮祭
建築物の繁栄だけではなく、工事の無事を祈る大切な儀式ですので、凶日である赤口はできれば避けたいところです。
自分が気にしなくても、関わる人がどう考えているかが重要なので、両者が納得のいく日を話し合いましょう。
契約
新たなスタートは、できるだけ縁起の良い日にと考える人も少なくありません。
そのため、赤口は大きな契約を行う日としては避けるのが無難でしょう。
特に不動産業などでは、契約締結の日付を何も考えずに提示してしまうと、先方から「日柄が悪い」と返答が来る可能性もあります。