お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

思い込みが激しい人の特徴や心理とは? 恋愛傾向も解説

高見綾(心理カウンセラー)

思い込みが激しい人の恋愛傾向

ここでは、思い込みが激しい人の恋愛傾向を紹介します。

(1)束縛が激しい

思い込みが激しい人は、恋愛中にちょっとしたことで「彼は浮気しているかもしれない」などと不安になりがち。

そのため、恋人が出掛けたり知らない人と連絡を取ったりするのに我慢ならず、束縛する人もいます。

それがエスカレートすると、友達と遊ぶことを禁止したり携帯を勝手に見たりすることがあるかもしれません。

(2)けんかが多くなりがち

前述したように、思い込みが激しい人は相手が自分と違う意見を述べただけで「私を否定された」と拡大解釈することがあります。

それは恋愛においても同じで、「恋人から否定された」と解釈して感情的になりがち。また、一度ネガティブモードに入るとそこからなかなか抜けられず、さらに余裕がなくなります。

そのため、恋人の話を聞き入れられなくなり、けんかに発展することが多いでしょう。

(3)すぐ舞い上がる

思い込みが激しい人は、物事を自分の都合の良い方へ拡大解釈する傾向もあります。

そのため、片思い中に「○○さんが目を見てあいさつしてくれたからきっと好かれている」と舞い上がったり、付き合い始めてすぐ「結婚するかも」と周りに言って回ったりすることがあるかもしれません。

片思い相手や恋人からしたら「そんなこと考えてもいないのに」とびっくりするでしょう。

思い込みが激しくなってしまう原因・心理

では、どうして思い込みが激しくなってしまうのでしょうか? その心理についても紹介します。

(1)自己肯定感が低い

自分に自信がなく「自分には価値がない」という不安を常に持っています。そのため、他人からのささいな指摘であっても敏感に反応してしまいます。

言われた一言が引き金になり、ネガティブ思考に拍車が掛かり、悪い循環に陥ってしまうのです。

(2)自分の世界に入り込んでいる

視野が狭く、主観的に物事を捉える癖があります。そこには、「納得したい」という強い思いがあり、納得できないことに対しては受け入れたくないと思っているのです。

自分の世界に入り込んでしまい、自分中心に物事を考える傾向があるため、独り善がりになってしまうのです。

(3)傷つきやすい

自分が否定されることを恐れています。ささいなことでも傷ついてしまうため、自分を守るために思い込みが激しくなっています。

承認欲求が強いので、自分とは異なる意見を言われると、自分を否定されたと受け取って攻撃的になるなど、感情的に反応してしまうのです。

(4)プライドが高く頑固

プライドが高いので、自分に非があったとしてもそれを認めたくないと思っています。また、自分の考え方ややり方にこだわり、頑固なところがあるので他人の意見は聞き入れません。

自分が間違っているかもしれないと薄々気付いていても、プライドの高さと頑固さがあだとなり、軌道修正することができなかったりします。

【診断】あなたは思い込みが激しいタイプ?

ここでは、自分が「思い込みが激しいタイプ」かどうかを判断する10の質問を用意しました。7つ以上当てはまる場合は、思い込みが激しいと判断できるでしょう。

□ちょっとしたことでも指摘されるとひどく落ち込む
□仕事で、先輩や上司から注意されると「嫌われてしまった」と思うことがある
□異性と目が合うと「好意を持たれているのでは?」と期待してしまう
□笑っている人がいると「ばかにされた」と感じて怒ることがある
□日頃から「なんで私ばかり」と感じることが多い
□言葉の裏の意味を読む癖がある
□「私が一番不幸だ」と思うことがよくある
□周りから「自分で判断しないで確認してほしい」と言われることがある
□少しでもうまくいかないことがあると「もうダメだ」と悲観的になりやすい
□周りから「頑固だ」もしくは「人の話を聞いてない」と言われたことがある

次のページを読む

SHARE