思い込みが激しい人の特徴や心理とは? 恋愛傾向も解説
思い込みが激しい人の長所・短所
ただ、思い込みが激しいことは短所ばかりではありません。そこで、思い込みが激しいことの長所と短所を併せて確認しておきましょう。
長所
良い思い込みをすることができれば、幸せをつかむパワーを大いに発揮することができるので、そんな部分は長所といえるでしょう。
「絶対にうまくいく!」「私の願いはかなうはず」といったポジティブな思い込みであれば、周りが何と言おうとも強い意思で願いをかなえていくことができます。
短所
ネガティブな思い込みから悲観的になり過ぎてしまう点と、人間関係でトラブルが起きやすい点は短所です。
拡大解釈をして感情的に振り回されてしまうため、面倒くさい人だと周囲の人から距離を置かれてしまう恐れがあります。
思い込みが激しい性格を直すには?
長所もある思い込みが激しい性格ですが、短所の面が目立つなら直したいもの。そこで、そんな性格を直す方法を3つお伝えします。
(1)事実と感情を分けて考える
思い込みが激しい人は、前述した通り物事を拡大解釈して感情的になる傾向があります。
そこで、起こった事実と自分の感情を分けて考える癖をつけましょう。「こういう出来事があって、自分はこう感じた」と整理するのです
そうすることで、「自分はこう感じた」という部分はあくまでも主観であり事実ではないと判断することができるので、自分の思い込みの癖にも気付くことができます。
(2)複数の視点から物事を考える癖をつける
思い込みが激しい人は、物事を客観的に捉えるのが苦手です。そこで複数の視点から考える癖をつけてみると、視野が広がります。
例えば、「私はダメだ」と自分を責めたくなった時には、自分の良いところを最低でも1つ見つけてみる。反対に、調子が良い時は、気を付けるべきことを1つ見つける。このように、複数の視点から自分を客観視することで、常に冷静さを持つことができます。
(3)確認する癖をつける
思い込みが激しい人は、確認することをおろそかにして自分の中で答えを出す傾向があります。
「あの人はきっとこう思ってるだろう」と推測が混じっていたら、本人に確認する癖をつけましょう。確認してみると、案外思い違いをしていたというケースは多いはずです。
拡大解釈はほどほどに
思い込みが激しい人は無自覚にやっていることが多いので、まずは自分の思い込みの癖に気付くことが大切です。
相手に確認をせずに自分の中だけで結論を出したり、拡大解釈をし過ぎて感情的に振り回されてしまったりすると、自分もしんどいですし、人間関係もぎくしゃくしてしまうものです。事実と感情を分けて、あまり拡大解釈をし過ぎないように対応していきたいですね。
(高見綾)
※画像はイメージです
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※この記事は2020年12月21日に公開されたものです