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【難読】“めまいく”? 「目眩く」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「目眩く」の読み方です。

「“めまいく”って、めまいで頭がグルグルまわることかな」と連想していませんか。ちょっと近いけど、違います。

「目眩く」の読み方は?

“く”がない「目眩」は“めまい”と読み、よく目にする漢字ですよね。「眩」には、目が回る、まぶしい、といった意味があります。

しかし、「目眩」に「く」の送り仮名がついたら、何のことかわからなくなりますよね。きっと多くの人がそんな面倒くさいことはしないでと思っているでしょう。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“めくるめく”と読みます。

「目眩く」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「目眩く」の意味は以下のように解説されています。

め‐くるめ・く【目×眩く】
[動カ五(四)]目がくらむ。めまいがする。「―・く心地がする」

あまりに素敵で理性を失う、という意味があり、めまいがするほど感情が揺さぶられていることを表現する言葉になります。

漢字で書かれたら“く”を消して読みたくなりますが、日常生活の中で「この映画のストーリーは目眩く展開で~」など、割とよく使う表現ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「目眩く」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段何気なく使っていても、漢字になった途端に読み方がわからなくなる言葉ってありますよね。

耳馴染みのある言葉も、改めて調べてみると新たな発見があるかもしれません。

(ななしまもえ)

※この記事は2020年12月09日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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