【難読】“きんしむ”じゃない! 「勤しむ」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「勤しむ」の読み方です。
きんしむ? いやいや、絶対そんな読み方じゃない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「勤しむ」の読み方は?
勤労、勤務などの言葉に使わる「勤」という漢字。働いていれば必ず目にする漢字ですから、 “きん”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「勤」という字自体には、はたらくといったニュアンスが含まれます。
しかし、これに「しむ」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“いそしむ”と読みます。
「勤しむ」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「勤しむ」の意味は以下のように解説されています。
いそし・む【▽勤しむ】 の解説
[動マ五(四)]熱心につとめ励む。精を出す。「勉学に―・む」
[可能]いそしめる
つまり、何かに対してコツコツと、熱心に取り組んでいる姿を想像させる「勤しむ」という表現。
読み方は難しいのですが、日常生活の中で「研究に勤しむ」など、割と耳馴染みのある言葉ではありますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「勤しむ」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「勤しむ」という言葉はたった3文字で「勤しんでいる人」の熱心な姿勢や気持ちまで表現できてしまうんですね。
なにか一つ、仕事以外でも勤しめるものがあると、毎日はもっと充実しそうです。
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2020年12月02日に公開されたものです