【難読】“えんやか”じゃない! 「円やか」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「円やか」の読み方です。
えんやか? いやいや、絶対そんな読み方じゃない! そんな葛藤をしたら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「円やか」の読み方は?
1,000円、円満、円周率などの言葉に使わる「円」という漢字。一般的には、“えん”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「円」という字自体には、まるいとか、欠けたところがない、角がないといった意味が含まれます。日本の貨幣の単位でもありますよね。
しかし、これに「やか」の送り仮名をつけた途端、その読み方は難解に。きっと多くの人がなんと読めばいいのか戸惑うはずです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“まろやか”と読みます。
「円やか」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「円やか」の意味は以下のように解説されています。
まろ‐やか【▽円やか】 の解説
[形動][文][ナリ]1 形がまるいさま。まるまるとしているさま。「円やかな山容」
2 口あたりが柔らかいさま。味が穏やかなさま。「こくのある円やかな酒」
つまり、ものの形や味などを伝えるために使われる「円やか」という表現。
読み方は難しいのですが、特に和食の味を表現するときに使われる「円やかな味」など、割と耳馴染みのある言葉ではありますよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「円やか」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。辛いとか甘いとか、酸っぱいなどではなく、繊細な和食を表現するのにはピッタリの言葉は他にもたくさんありそうですね。
昨夜の夕食は何を食べましたか? どんな味だったか、表現してみると言葉が広がりそうですね。
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2020年12月01日に公開されたものです