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【7月の誕生石】ルビーの石言葉・意味・秘められたパワー

誕生石

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド)

7月の誕生石:ルビー

勝利へ導き愛を成就させる「女王の石」、ルビー。

石の特徴

ダイヤモンドの次に硬いといわれる鉱石・コランダムの一種であるルビー。

不純物がほぼ含まれないコランダムは無色透明ですが、このコランダムに、わずか1%程度の微量のクロム(Cr)が含まれることで赤みが出てルビーとなります。

そして、クロム(Cr)が増えるごとに色は黒っぽくなり、5%を超えると灰色になって価値が激減してしまいます。

ルビーは赤みが強く透明感が高いほど価値があり、中でもミャンマー産の「ピジョン・ブラッド(鳩の血)」が特に有名です。

また、チタンの針状結晶を内包し、反射光が星状にみえるものを「スタールビー」と呼びます。

名前の由来・歴史・伝説

語源はラテン語で赤を意味する「ruber(ルベル)」。元々は赤い宝石の総称として用いられていました。そのためレッドスピネルや一部のガーネットなども、約1800年前はルビーと呼ばれていたようです。

炎や血を連想させるルビーの赤は不死鳥を象徴し、不老不死を願うための護符として重宝されたり、昔は粉末にして止血剤や解熱剤などの薬石としても使われてきました。

中世ヨーロッパでは権力と富の象徴として皇族や貴族などから愛されていたルビー。近年はダイアモンドブームにより、以前ほどの人気はありませんが、特定の地域での産出量の希少さからその価値を見直されているパワーストーンの1つです。

石言葉

熱情・仁愛・威厳

ルビーが持つパワー

恋愛において絶大な人気を誇るパワーストーン。

身に着けることで何事に対しても前向きになれるといわれているため、男性不信だったり、恋に臆病になってしまったりと、どうしても恋愛をする気になれない時にカンフル剤のような役割をしてくれます。

また、「勝利の石」ともいわれるルビーは、ライバルに勝利するだけでなく、弱い自分にも打ち勝つ力を持っています。

ずっと心を寄せているのにいつまでたっても友人から進展しない、片思いをしていてなかなか振り向いてもらえないといった時に、魅力や色気を表現できるようにあなたをサポートしてくれるでしょう。

ルビーを持つことで自信にあふれ、落ち着いた風格を身に着けることができ、いつしかカリスマ的存在へと導いてくれることでしょう。

ルビーのお手入れ方法

ルビーのモース硬度(※)は9と高く、比較的扱いやすいパワーストーンです。

※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。

ただし、ルビーを使ってブレスレットなどを組む時には間にシリコンを挟むなどをして、ルビー同士や硬度の低い他の石とのぶつかり合いで傷が付かないように注意をしましょう。

お手入れする際は柔らかい布で優しく拭いて下さい。水晶クラスタ―、セージ、流水、月光浴、クリスタルチューナーなどを用いて定期的に浄化を行うと、よりパワーを発揮してくれますよ。

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