楽しみがない人生とさよなら! 楽しめない人の特徴&楽しみ方
「楽しみ」の見つけ方とは?
とはいえ「私は何に楽しみを感じるのだろう?」「いろいろやってみたけれど、イマイチ楽しめなかった」、そんな方も多いと思います。
楽しさは心で感じるもの。「楽しまなくちゃいけない」と自分にプレッシャーをかけても楽しむことはできません。
ですが「さぁ、私を楽しませてくださいよ」と受け身の状態でも、大人の私たちは楽しむことができないのです。
どんなものが自分の心のアンテナに引っ掛かるのか、お試し感覚でいろいろやってみてください。
いくつかアプローチ方法をご紹介します。ぜひ、あなたの気が向くものからチャレンジしてくださいね。
(1)新しいことを始めてみる
30代にもなってくると、目新しいものに触れる機会がぐっと減りますよね。見知ったものに囲まれて過ごすのは悪いことではありませんが、刺激が少なくなるため、楽しさを感じにくくなりがちです。
意識をして「行ったことがない場所に行ってみる」「食べたことがないものを食べてみる」「普段着ないような色合いの洋服を着てみる」など、新しいものに触れる機会を増やしてみましょう。
(2)いろんな人に会って、話を聞いてみる
世の中には、あなたの想像を超えた生き方をしている人がたくさんいます。いろいろな人の考え方や生き方に触れて刺激を貰うのも効果的。
趣味のサークルに参加してみたり、友達の友達を紹介してもらったり、講演会に参加したり。出会いの場は案外たくさんありますよ。
自分の枠を積極的に壊していきましょう。
(3)感動する映画や小説、ドキュメンタリーなどを見る
楽しむ心を取り戻すためには、思考優位になっている状態を緩め、感情を動きやすくしてあげることが大切です。
最近、泣いていますか? 笑えていますか?
心を動かされるような映画や物語に触れることで、心を動かしてあげましょう。
(4)昔好きだったものに触れてみる
子どものころに夢中になったテレビ番組やゲーム、アイドルなど、昔心が動かされたものに触れてみるのも効果的。
子どもの頃の私たちは、感情の塊です。子ども心を取り戻すことで、過去に楽しんでいたことを思い出す人も多いですよ。
(5)一見、ムダに思えるものを大切にしてみる
「こんなことやって、何の役に立つのだろう?」「意味あるのかな?」そんな風に切り捨ててきた「一見、ムダっぽいもの」こそ、あなたの心が楽しみを感じるものかもしれません。
楽しみというのは「思考」ではなく「心」で感じるもの。日常生活に大して役に立たないものこそ、楽しかったりするのです。
責任感の強い頑張り屋の女性ほど、この罠にはまりやすいので注意してくださいね。
食べることしか楽しみがないのはいけないこと?
食べることが大好きで、それを楽しめるのは素晴らしいことですが「私の人生、食べることぐらいしか楽しみがない」と感じているならば要注意。日々のつらさを「食べ物で紛らわせている」だけかもしれません。
食べることで日々のつらさや疲れを紛らわせる、というやり方を続けていると、過食などの問題を引き起こしがちです。
過剰な飲酒や、買い物依存、ギャンブル依存も同じ原理が引き起こしています。つらさを紛らわせている状態では、本当に楽しんでいるとはいえないのです。
楽しみは、人生を充実させ、あなたらしさの土台となるもの。ぜひ、今回の記事をきっかけに、あなたが心から楽しめるものを探してみてください。
自分だけの「楽しみ」で人生をバラ色に!
責任感が強く、他人思いの方ほど「自分の感情」を後回しにして「やらなきゃいけないこと」や「誰かのために」と毎日頑張っていらっしゃいます。
人のために頑張れることは素晴らしいことです。でも、そういう方ほど「自分らしく、楽しみと共に生きる」ということを見失ってしまいがちなのです。
ですから、もしあなたが「私には楽しみがない」と感じているとしても、どうぞ責めないでください。ここから、探していきましょう。
楽しみを取り戻していくというのは、あなた自身を取り戻していくのと同じこと。
どうぞ自由に、誰に遠慮することなく、あなただけの楽しみを人生に取り入れていただけたらと思います。
応援しています。
(服部希美)
※画像はイメージです
※この記事は2020年09月12日に公開されたものです