催促メールの注意点や書き方のポイント・例文を紹介
相手別「催促メール」例文
ここでは、催促メールを送る相手別でのメール例文を紹介していきます。
取引先への催促メール例
篠田様
お世話になっております。〇〇社の吉田です。
行き違いでご連絡をいただいておりましたらご容赦くださいませ。
△の内容につきまして、その後いかがでしょうか。
お忙しいところ失礼とは存じますが、確認のためご連絡を差し上げました。
お願いする身で恐縮ですが、先方へ○日までにお返事する関係で、○日(木)13時までにお送りいただけると幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。
ここでのポイントは、会社対会社のお付き合いであることを忘れず、礼儀正しさを意識し、クッション言葉にバリエーションを持たせることです。
社内の人への催促メール例
田中さん
お疲れ様です。経理部の鈴木です。
いつも正確な精算書を提出くださりありがとうございます。
〇〇部は特にお忙しい時期にすみません、8月分の精算書提出の最終締め切りが
5日13時となっております。
こちらの都合で恐れ入りますが、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
ポイントは、距離感や関係性によっても丁寧度は変わりますが、何らかのお礼や労いからスタートすることです。
上司への催促メール
吉田部長
お疲れ様です。〇〇課の林です。
さて、月初にメールでお願いいたしましたAプロジェクト資料につき、ご状況はいかがでしょうか。
誠に勝手を申し上げますがメンバーへの事前資料配布の都合により○日18時までにいただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますがお取り計らいのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
ポイントは、忙しい上司への配慮の言葉は必要ですが、要点が分かりやすくなるようにすることです。
自分が催促メールをもらった場合の返信
鈴木様
いつもお世話になっております。銀座商事の木村です。
〇〇の件、お返事が遅れご心配をお掛けし大変申し訳ございません。
丁寧なご連絡までいただき恐縮に存じます。
すぐに〇〇に確認を取りまして、本日14時までには一度ご連絡を差し上げます。
お待たせし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
ここでのポイントは、即返信はもちろん、いつまでに何をするかはっきりと伝え、相手の心情に触れお詫びをすることです。
催促メールではより配慮した言葉選びを
対面では何気ない確認や催促であっても、表情や声のトーンでニュアンスを伝えられないメールは、読み手の受け取り方によって大きく印象が変わってしまいます。
そのため、より配慮した言葉選びが必要になってきます。
お互いの協力体制や信頼関係を保つためにも慎重に内容を考えて送信しましょう。
(三上ナナエ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年08月20日に公開されたものです