「業が深い」の意味とは? 語源や使い方・類語を紹介
「業が深い」の類語
「業が深い」の類語としては、次の2つが挙げられます。
「罰が当たる」
「悪い行いの報い」という意味での類語として、「罰が当たる」が挙げられます。
「業が深い」は、前世の悪い行いによって受けている報いという意味ですが、「罰が当たる」は、前世での行いとは関係なく、自らが行った現世での悪事に対する天からの報い、を意味します。
「強欲な」
「欲深さ」を表現する「強欲な」という言葉も、類語として挙げられます。
非常に欲が深いことを指しているので、「業が深い」よりも、欲に対する執念深さがストレートに表れた言葉といえるでしょう。
「業が深い」を使う場面には注意を
いかがでしたか?
「業が深い」の本来の意味は、「前世の悪行によって報いを受けているさま」ですが、現代ではそれらが転じて「欲が深い」や「運が悪い」という意味で使われています。
ネガティブな意味合いで用いることが多いため、この言葉を使う場面には十分に注意した方が良いでしょう。
(櫻井弘)
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※この記事は2020年07月24日に公開されたものです