お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「業が深い」の意味とは? 語源や使い方・類語を紹介

櫻井弘

「業が深い」の類語

「業が深い」の類語としては、次の2つが挙げられます。

「罰が当たる」

「悪い行いの報い」という意味での類語として、「罰が当たる」が挙げられます。

「業が深い」は、前世の悪い行いによって受けている報いという意味ですが、「罰が当たる」は、前世での行いとは関係なく、自らが行った現世での悪事に対する天からの報い、を意味します。

「強欲な」

「欲深さ」を表現する「強欲な」という言葉も、類語として挙げられます。

非常に欲が深いことを指しているので、「業が深い」よりも、欲に対する執念深さがストレートに表れた言葉といえるでしょう。

「業が深い」を使う場面には注意を

いかがでしたか?

「業が深い」の本来の意味は、「前世の悪行によって報いを受けているさま」ですが、現代ではそれらが転じて「欲が深い」や「運が悪い」という意味で使われています。

ネガティブな意味合いで用いることが多いため、この言葉を使う場面には十分に注意した方が良いでしょう。

(櫻井弘)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月24日に公開されたものです

櫻井弘

株式会社櫻井弘話し方研究所代表取締役社長。各種コミュニケーションに関する研修を手掛け研修先は1,000以上に及ぶ。主な著書に、『図解 「話す力」が面白いほどつく本』(三笠書房)、『マンガでわかる! 雑談力』(宝島社)、監修に『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』(永岡書店)などがある。

この著者の記事一覧 

SHARE