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人生丸ごと輝いた。今伝えたい「SHINee」への偏愛 #PM6時の偏愛図鑑

#PM6時の偏愛図鑑

マイナビウーマン編集部

定時後、PM6:00。お仕事マインドを切り替えて、大好きなあの映画、あの舞台、あのドラマを観る時間が実は一番幸せかもしれない。さまざまな人が偏愛たっぷりに、働く女性に楽しんでほしいエンタメ作品を紹介する連載です。今回はマイナビウーマン編集部のみやちゃんがK-POPアイドル「SHINee」への偏愛を綴ります。

日本にアイドルがたくさんいるように、韓国にもアイドルが皆さんの想像を遥かに超える数存在する。

メンバーの脱退やグループの解散は相次ぎ、10年近く結成初期メンバーで活動し続けるなんて珍しいことだ。

それでも、脱退や解散ならまだいい。どんな形でもいい。生きていてほしかった。

2017年12月18日、SHINee(シャイニー)のメンバーであるジョンヒョンが、27歳という若さでこの世を去った。

そんな彼とも、今年同い年になった。もうそんなに時間が経ったのか……と愕然とする。

今回は何となく感慨深いタイミングなので、SHINeeと私の思い出を振り返りながら(興味がない方すみません)、SHINeeへの感謝の気持ちを勝手に伝えたい。

気付けば彼らの虜だった

SHINeeとは、2008年に韓国のSMエンターテインメントからデビューした男性5人グループだ。

私と彼らとの出会いは日本デビューの2011年。『LUCIFER』を聴いた時は「何この痛い世界観!?」と、少し、というか結構バカにしていたのを覚えている。

ただ、耳からどうしても離れなかった。なぜかその曲ばかり聴いてしまうし、人差し指を立てて踊ってしまうし、サビがきたら「無意味で!」「どうして!」と掛け声を挟んでしまう。私はすんなりシャヲル(=SHINeeのファン)になっていた。

SHINeeがくれるのは明日への活力

韓国アイドルといえば、「完成度が高いパフォーマンス」という印象がある人も多いのではないだろうか。

オーディション番組『Nizi Project』を見ていた人ならば、デビュー前から求められるプロ意識や人間力の高さに、並大抵の努力ではアイドルにはなれないということが簡単に想像できるはず。

ましてや、何十年も最前線で活動を続けるなんて……想像を絶する。

そして、SHINeeは今年で結成12年。廃れることなく進化し続け、プロでい続けてくれる彼らは言うまでもなく超人なのである。

一糸乱れぬダンスパフォーマンから見えるのは、彼らのチーム力。

それぞれのメンバーがソロでも活動していることからも分かるように、とにかく個が立つ。しかし、その5人が集まると、何とも言えないバランスでチーム一体となり、とにかく無敵なのだ。

3時間近くあるライブでは、絶えず全力のパフォーマンスが披露されるものだから、こちらも感化されて、「明日から何でも頑張れそうな気がするんですけどぉ!」と、何度も何度も枯れた心が息を吹き返すのだった。

今伝えたい感謝の気持ち

そんなSHINeeとも出会って9年。思い出もそれなりにある。

就職活動中、東京に向かう夜行バスで私を勇気付けてくれたのは『Colorful』。

2年近く付き合った彼氏に、「女性として見ることができない」と別れを告げられたあの日、Apple Musicから流れたのは『Beautiful Life』。

人生のターニングポイントと呼べるような時、いつも私の隣にいてくれた。

そんな彼らがよく口にする言葉がある。

「いつも一緒にいてくれてありがとう、愛してます」

いかにもK-POPアイドルらしい言葉だ。だけど、私にはこの言葉の重みが分かる。上述したようにメンバーが亡くなったり、不祥事があったりと、SHINee自身もファンも乗り越えなければならない壁が、とても高くてとても分厚かったから。

それでも彼らと出会い、信じ、そして共に歩んでこられたことが、私はとても幸せだったと思っている。

だから、彼らからもらった勇気や希望の分、私は伝えたい。どんな時だって一緒にいてくれてありがとう。こちらの方が何倍も愛している、と。

そして、一つだけお願いしたい。どうかこれからも、私たちの輝くSHINeeでいてね、と。

(文:みやちゃん/マイナビウーマン編集部、イラスト:谷口菜津子@nco0707

※この記事は2020年06月28日に公開されたものです

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