別れる勇気が出ないのはなぜ? 別れを決断するための心の準備とは
別れて良かったと思うこと
冒頭で話した通り、私はパートナーと別れて良かったと思っている人間だ。では、どんなことが「良かったこと」なのか。いくつか挙げてみる。
(1)重荷が消えた
相手の経済状況や生活、将来に対する心配が無くなり、自分のことだけに感情や気持ちを向けられるので心が軽やかになる。二人の間に生じていた「責任感」からの解放ともいえるだろう。
(2)頭の中の容量が増えた
ストレージ容量の空きが増えるかのように、これまで相手がいたことでできなかった物事に没頭でき、新しい何かをインプットすることができるようになる。
先述した「責任感」に似た思い込みは、自分のキャパシティを狭くする要因の一つでもあったのだ。
(3)ありとあらゆる「好き」を思い出せる
パートナーがいると、多少なりとも相手の好みに合わせ、自分の中に本来あった「好き」にふたをしてしまったり、もしくは迎合することで「好き」を見失っていたりもした。
だけれど、別れることによってふたや迷いが消え、感情や感覚が広がっていくという大きなメリットもあった。
(4)友達とのコミュニケーション時間が増えた
パートナーがいると、パートナーファーストになりがち。別れることでその時間を他の人間関係に充てることができ、自分は恋愛をしていなくとも恵まれていると再実感した。
自分は独りじゃない。そう思えること、思わせてくれる人たちへ感謝する他ない。
(5)魅力的な人たちを再確認できた
私は特に付き合っていると、世界の中心がパートナーや恋愛になりがちだ。
当たり前だけど、周りには他に面白く魅力的な人がいるし、全ての人を恋愛の枠の中だけで接するのは少し惜しいとも感じるようになった。
自分と相手の幸せを一番に考えて
ギスギスし、依存や執着で関係性を続けるよりも、きっぱりと別れを選択することが愛情の一環とも思えてならない。
何かを得るには何かを失わなければならない。等価交換の摂理……と言いたいところだが、別れはお互いに得るものしかないと、私は思う。
相手の幸せを考える、思いやることが実は自分を幸せに導く方法の一つなのかもしれない。
(マドカ・ジャスミン)
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※この記事は2020年06月15日に公開されたものです