プレッピースタイルとは。意味とコーデを解説【大人のファッション用語】
女子のプレッピースタイルの作り方【イラストで解説】
それでは、いざプレッピースタイルに挑戦したいときの極意をここでは解説していきます。
どういうアイテムを使ってコーデを作ればいいのか、着こなしのヒントにも注目してください。
レディースプレッピーファッションの代表アイテム
まずは、プレッピースタイルに欠かせないファッションアイテムを紹介。プレッピーファッションの代表アイテムは以下の5つです。
(1)ブレザーやジャケット
学生っぽさを演出できるブレザーやジャケットはマストアイテム!
1980年代後半のトレンディドラマブームのときに流行った“紺ブレ”は、プレッピーコーデの一つといえます。
ネイビーやダークトーンだとより“らしく”見えますし、エンブレム付きのものなどもおすすめです。
無地のほか、チェック柄のジャケットもスクール感が増していいでしょう。
(2)チノパン
チノパンもプレッピースタイルらしいアイテムです。ベージュのチノパンは、適度にラフな雰囲気が出せて、イチオシ。
ゆるめのニットやシャツをインして着こなすと、女子らしい華奢さもアピールできて、即プレッピーガールになれますよ。
ベルトを使ってしっかりウエストマーク&かっちり感を出すのもポイントです。
(3)カーディガン
カーディガンもスクール感を出してくれるので、プレッピーコーデにぜひ使ってみましょう。アーガイル柄などは、ブリティッシュな雰囲気もあり、品良く見せてくれます。
ジャストなサイズ感を選び、前のボタンを閉めて着こなすときちんと見えていいと思います。
(4)デニム
どんな着こなしにも合わせやすいデニムも実はプレッピーなアイテムといえます。
ストレートもしくは少し細身のシルエットのものを選んで、デニム×ジャケット、デニム×ニット、デニム×シャツなどで着こなすと一気にプレッピー顔に。
ジャケットやシャツなどのかっちり感を程よく着崩してくれますよ。
リジットデニム(生デニム)など、なるべく濃い色を選ぶと、プレッピーの雰囲気にマッチします。
(5)カレッジロゴ入りスウェット
スウェットもプレッピーコーデにぜひ取り入れてみましょう。
例えばフーディー(フード付きスウェット)の上からジャケットを羽織ったりすると、プレッピーらしいハズした感じを演出できます。
特におすすめなのが、カレッジロゴ入りのもの。大きくロゴの入ったスウェットだとインパクトもあり、おしゃれ上級者の着こなしになりますよ。
プレッピーファッションの特徴。コーデのコツ
さて、プレッピーの代表アイテムが分かったところで、続いてはコーディネートするコツです。
以下のようなことに注意してコーデすると成功するはずですよ。
(1)学生をイメージ
プレッピーファッションのキーワードは、とにかくスクール感や学生っぽさ。かっちりアイテムを取り入れて、それをラフに着こなしましょう。ジャケットを使ったり、チェックアイテムを合わせるのもいいですね。
小物使いとしてはメガネをプラスすると、プレッピー感が上がります。黒フレームやメタルフレームでも、かちっとした印象にチェンジしてくれるのでおすすめです。
(2)足元にローファーを取り入れる
学生の制服から連想して、ローファーを足元に投入するのが気軽にできるテクです。
色は黒やブラウンなどがクラシックな雰囲気が出せていいでしょう。
ひと口にローファーといってもシンプルなものやタッセルつきなどデザインもさまざま。自分好みのものを見つけてコーデに取り入れてみると、プレッピー度を増すことができますよ。
(3)少しやんちゃ感を意識
トラッドやアイビールックとは異なるのが、ちょっぴり子どもっぽさを意識したり、やんちゃな着こなしにしてみること。
学生のようなきちんと感は必要だけど、カラーニットで遊んだり、少し着崩すことを意識するとプレッピーなスタイルに近付きます。
シックな色に落ち着かず、赤やグリーンなどポップな色を1点投入するといいかもしれません。
(4)オーバーサイズのトップスをインする
オーバーサイズ気味のトップスを合わせて抜けを出すのも、プレッピーコーデらしい着こなし。
トップスをアウトして着るとだらしなく見えるので、インしてきちんと感を出しましょう。
また、ジャケットをオーバーサイズにしたり、肩掛けしたりする際も、トップスはインした方がバランスがいいので、ぜひ取り入れてみてください。
遊び心のあるプレッピーファッションに挑戦してみよう
プレッピーファッションは、意外に遊び心に富んでいて、着こなしを考えるのが楽しくなるスタイルです。
上品さのあるファッションなので、もちろんデートコーデにも使えますよ。
ジャケットやカーデなど、手に取りやすいアイテムを使いながら、プレッピーなスタイルにぜひ挑戦してみてください。
(文:弓削桃代、イラスト:ヤベミユキ)
※この記事は2020年05月30日に公開されたものです