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一人反省会をして落ち込んでしまうあなたへ

ラブホの上野さん

「あんな余計なことしなければ良かったな……」なんて一人反省会をする夜はありませんか? でもその一人反省会、あなたのためになっているのでしょうか? 今回は、コラムニスト・ラブホの上野さんが、一人反省会をする際のポイントを教えてくれます。

「あの時、ああ言えばちゃんと伝わったのに」
「あれを言わなければ良かったのに……」
「あそこで、ああ切り返せば笑いが取れたのに」

家に帰ってから、その日の会話を思い出してこのような一人反省会をする方は意外と多いのではないでしょうか。

私も一人反省会をするタイプだったので分かるのですが、この一人反省会には3つの問題点がございます。

一人反省会の問題点とは

問題点は、以下の3つです。

その1、時間の無駄
その2、気分が下がる
その3、役に立たない

まず一人反省会は時間がかかります。時には、家に帰ってから寝るまでの数時間、ずっと反省会をしていることが私にも御座いました。

それでも楽しい反省会なのであればまだ良いのですが、反省会をするとどんどん気分が落ち込んでいきます。時間をかけて気分が落ち込む。こんなに無駄なことは御座いません。

しかし、それでもまだその反省会が次回の会話に役立つのであれば意味もあるのですが、現実問題として一人反省会で考えていた「こうやって言えば良かったのに!」という反省はそう役に立たないのです。

そもそも「こう言えば良かったのに!」と考えたフレーズが使えるようなシチュエーションに遭遇することが、そうそう御座いません。仮に遭遇してもその時に咄嗟にそのフレーズを使えることはまずなく、同じネタでまた一人反省会をしてしまうのです。

もしも一人反省会を楽しんでいたり、次回の役に立っていたり、1分で終わるようなものであれば、今後も一人反省会を継続しても何の問題もないでしょう。

しかし、昔の私はこの3つの問題点を完全に網羅しておりました。そして、この3つの問題点を含んだ一人反省会ほど、人生において無駄な時間は御座いません。

それでは、私がどうやってこの一人反省会を攻略したかということを、解説させていただければと思います。

ポイント1 反すう思考をやめる

6_理想と現実のギャップ

そもそも一人反省会が非常に長引いてしまうのは、同じことを何回も考えているからで御座います。

「あの時はこう言えば良かったな。そしたらああ返してくるから、こう返せばいい。うん終わり」というように同じことを何度も考えなければ一人反省会は30秒で終わります。

しかし同じことを何度も何度も考えてしまうからこそ、一人反省会は終わりを迎えません。

それでは、何度も何度も同じことで悩まないようにするためには、一体どうすればいいのでしょうか。

ずばり「それは既に考えた」ということを目視できるようにすればいいので御座います。

私は「MapNote」というアイデアノートアプリを使用しておりますが、文字が書ければチラシの裏でも問題御座いません。

紙を用意したら、まずは「自分が思うように発言できなかった内容」を書き込みます。そこから矢印を引き「こう言えば良かったというフレーズや行動」を書きます。

そうしたら、その内容からさらに矢印を伸ばし「相手が返してくるであろうフレーズや行動」を書き、再度そこから矢印を伸ばし……という作業を繰り返します。

物語を考えることが得意な方であればかなり長続きするかと思いますが、それでもせいぜい10回くらいのやり取りで終わるでしょう。

このように自分が考えたことを紙に書くと「既に自分が考えたこと」が目視できるので、同じことに何度も立ち返ることがなくなるのです。

「さまざまなパターンの返しを考え悩んでしまうから、結局終わらないんじゃ……」と半信半疑の方は実際に試してみるといいでしょう。

曲がりなりにも漫画の原作をしている私でも、せいぜい2、3パターンしか会話の流れなんて思いつきません。もしも10 も20も会話のパターンが思いつくのであれば、その才能を文芸に向けることをおすすめさせていただきます。

また、さまざまなパターンを考えることができるのであれば、それはそれで問題ありません。問題なのは、同じことを何度も何度も考えてしまう反すう思考です。

ただし、新しいことを悩み続けているのであれば何かしらの発見があるでしょうから、一人反省会にも意味を見出すことができるでしょう。

ポイント2 俺様思考をする

そもそも私たちが一人反省会をする時なんていうものは「言い返したかったのに言い返せなかった時」が多いのではないでしょうか。

というより、他の反省会はそこまで気分が落ち込まないので、特に気にする必要もないでしょう。

「言い返したかったのに言い返せなかった相手」というのは、社会人の場合は上司が7割、顧客が3割。学生の場合はうざい先輩が5割、バイト先の社員が2割、マウントを取ってくる友人が3割で御座います(独断と偏見調べ)。

要するに「嫌い(苦手)な相手」ということ。ですので、自分の気分が落ち込まないように、せめて一人反省会の中では相手を徹底的に論破してフルボッコにしましょう。

日常生活では抑圧されているわけですから、せめて一人反省会の最中くらい相手をフルボッコにしてもいいのです。実際に面と向かって言ったら問題かもしれませんが、妄想の中でなら何をしたって問題ございません。

ここで重要なのが、先ほどのポイント1を守りながらポイント2を実践することでしょう。

目視できるよう書き出しながら相手を想像で論破すると、徐々にこの過程の中で「まじでしょうもないな」と感じてきます。

ポイント3 メモする

そして3つ目が「良いフレーズをメモする」ということ。

論理的に考えていたり俺様思考をしていたりすると、たまに「あれ、これ本当に良いフレーズじゃないか?」と思うフレーズに出会うことがございます。

もしもそのようなフレーズに出会ったら、必ずスマホのメモ機能に書き留めて、後日暇な時にでも見返してみましょう。

これには2つの目的がございます。

まず何度も見返すことで、そのフレーズが記憶に定着し、実際にそのフレーズを伝えるべきタイミングで言える可能性が格段に上がります。

事実、私のスマホの中にはいつの日か使えるであろうと信じているフレーズがたくさんメモられており、実際に使うこともございました。

また「良いフレーズ」と思ったものをメモしておくことには、後々悩みの小ささに気が付くというメリットもあるでしょう。

一人反省会をしている時は気も立っているので深刻な悩みに見えたものも、後になって見返せばしょうもない悩みであることがほとんどなのです。

よって、後になって見返すことで「しょうもないことで悩んでいたな……」と気が楽になることでしょう。

一人反省会をする時はメモが必須!

一人反省会が悪いことだとは決して思いません。

しかし、メモもせずに闇雲に反省会をしてしまうと、あまりにも時間がかかりすぎる上に気分が落ち込むし、何の問題の解決にもならないのです。

ですので一人反省会をする際はメモが必須。ぜひスマホのメモ帳を開いてから、一人反省会を行ってくださいませ。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

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