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実業家男性と付き合いたいなら「覚悟するべきこと」 #合コン幹事の上野さん【経営者編・最終回】

【連載】合コン幹事の上野さん

ラブホの上野さん

実業家男性の「不安定さ」を理解する

今回の小柳津さん・熊田さんのように、メディアに登場する経営者は基本的に成功者ばかりなので見落としがちですが、世の中の経営者のほとんどはものすごく不安定な生活をしているのは間違いありません。
そうなんですか?
月収20万円のサラリーマン時代にはクレカが作れたのに、独立した瞬間クレカが作れなくなった、みたいな話はいくらでもありますからね。実業家は月収20万円のサラリーマンより社会的信用がないほど不安定だと言われているんですよ。
ふむふむ。
つまり実業家の多くは、半端ではない不安を抱えながら生活をしているんです。もちろんメンタルが強い方も多いので、不安の感じ方は鈍いかもしれませんが……。
それがどうかしたんですか?
これを理解していないと地雷を踏み抜いてしまうんですよ。その際たるものが「羨望」ですね。
羨望?
隣の芝は青いではありませんが、サラリーマンが実業家に憧れるように、実業家もまたサラリーマンに憧れている部分が少なからずあるんです。
そうなんですか?
もちろん仕事が順調な実業家は違いますよ? ですが、ほとんどの実業家は仕事に不安を抱えています。そしてその不安を共有できる相手があまりいません。ですので、サラリーマンの立場から「実業家はいいなぁ」的な発言をすると「こいつは何も分かってねえな」と思われてしまいます。
でも、そんなにサラリーマンに憧れるなら、サラリーマンになればいいじゃないですか。
彼らも全く同じことを思っていますよ。実業家に憧れるならなればいいじゃん、って。小柳津さんから「そんなに実業家に憧れるなら、君もなればいいじゃん」って言われたらイラッとしません? それと全く同じことが逆の立場でも起こるんですよ。
確かに……。
もちろん褒められたり憧れられたりして自尊心がくすぐられないわけでもありません。しかし、それは同時に相手との距離を感じてしまうんですよ。
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