「潔癖症」って病気なの? 特徴や克服法をチェック
あなたも同じ? 潔癖症あるある
では、「潔癖症」の人にはどのような特徴があるのでしょう。「潔癖症あるある」をご紹介します。
(1)非合理的なこだわりを持っている
本人なりのこだわりが過剰にいきすぎてしまい、合理的な行動が取れないという点が潔癖症の持つ大きな特徴のひとつです。よくある行為例として、以下のようなものがあります。
・他人のものになるべく触れたくない
・つり革に触れられない
・他人の咳などを必要以上に嫌がる
・手を何度も過剰に洗う
潔癖症の人が手を過剰に洗うのは「病気がうつらないため」であるといいます。
しかし、その反面手を洗うことだけに熱心で、風邪予防に有効な「栄養を摂る」「休養を取る」など、その他のことについてはまったく考えません。それを他人から指摘されても、自分の考えを改めることはなかなかありません。
このように非合理的な「こだわり」を強く持ちます。
(2)部屋が汚い
潔癖症の人の部屋は、案外汚いことが多いのです。
なぜかというと、潔癖症になるような人は周囲からのストレスに敏感なことが多く、何かに集中しようとしても他のことが気になって集中できないからです。
ですので、秩序立てて行わなければならない掃除などの作業がなかなか進みません。潔癖症の人は何かを論理立ててやる、つまり「次はこれ、その次はこれ」と順序正しくきちんとやるのが苦手なのです。
なおかつ、潔癖症の人は、自宅の汚れには甘いのです。自分の範囲のものですといくら汚れていても気にならない傾向にあります。