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「やることがない」つらい休日の対処法は? おすすめの過ごし方

ラブホの上野さん

休日にやることがなく、時間を持て余しているあなたへ。少しでも生産性のある休日を過ごすための心得やおすすめの過ごし方を、ラブホの上野さんがお届けします。

休日なのにやることがない。

普段は6時くらいに起きているのに、土曜日は仕事がないことをいいことに11時くらいに起床。朝ご飯だか昼ご飯だかわからないご飯を食べて、スマホをぽちぽちしていると日が傾き始めてもう夕方。

冷蔵庫に入っている残り物をレンジに放り込んで、ストロングゼロを片手に夕食をとって、そのまま布団に入り土曜日が終了。

こんな休日が悪い休日だとは思いませんが、あまりにも自堕落かつ非生産的であることに危機感を覚える方もいらっしゃることでしょう。

重ね重ねになりますが、私はこのような休日が悪いとは思いません。体力はそれなりに回復するでしょうし、精神衛生的にこういった日が必要であるのもまた間違いないでしょう。

しかし、毎週毎週週末がこのように流れていってしまうことに危機感を覚えているのであれば、何かしらの打開策を講じなくてはなりません。

というわけで今回はこういった休日から脱する方法を解説させていただきます。

「何もやる気が起きない」というのはうつの初期症状の1つともいわれるようですが、医学的な話は専門外なので今回は解説致しません。医学的な話はお医者様にお問い合わせくださいませ。

やることがない時に。休みの日のおすすめの過ごし方は?

まずは参考程度に、休日のおすすめの過ごし方をいくつか挙げてみます。

(1)陶芸教室に行ってみる

陶芸自体をおすすめするつもりも否定するつもりも御座いませんし、「陶芸をすると心がきれいになり、活力が生まれる」みたいなスピリチュアルなことを言うつもりも御座いません。

陶芸教室をおすすめするのは、「予約がほぼ必須」「あまり高くない」「どの街にでも大抵ある」「誰でもそこそこできる」という4つの条件を満たしているからで御座います。

予約したからには行かなくてはと思えますし、他の参加者と一緒に作業する必要もないので面倒くさい人間関係に悩まされることもありません。

さらに数時間で作品が完成するので、達成感や充実感も味わえることでしょう。

(2)バルサンをたく

休日の朝、目が覚めたらバルサンをたきましょう。

これで皆さまの週末が充実することは保証されました。

充実した週末を過ごす方法なのに「バルサンをたく」なんて聞いて意味が分からない方も多いと思いますが、至って真面目で御座います。

強引にでも家から出なければ、「今までと違った休日の過ごし方」はできないでしょう。しかし家から出ろと言って家から出るのであれば誰も苦労は致しません。ですので、バルサンなのです。

バルサンをたけば否が応でも家から出ます。家に入れるようになるまで数時間はかかりますので、どれだけ怠惰な方でも外で過ごす方法を考えることでしょう。

バルサンで怠惰な心も害虫も一気に駆除してしまうことをおすすめします。

(3)映画館で映画を見る

映画鑑賞もまたよくおすすめされる週末の過ごし方で御座いますが、休日の朝に思い立ってそのまま映画館に行けるというのは、元々映画好きな方に限られます。

まぁ嫌いじゃないけど、別にそこまで映画が大好きなわけでもない、というような我々一般人の場合、あらかじめ映画のチケットを購入しておかないと映画館に足を運ぶことはないでしょう。

映画を見るだけであればスマホやタブレットで見ることもできますが、よほどの映画好きでもない限り「1日ゴロゴロと映画を見るだけで終わった」という感想しか抱けないことでしょう。

映画の内容が重要なのではなく「映画館に行って映画を見る」というイベントにすることが重要なので御座います。

重要なのは「イベント」にするということ。

ですので内容は面白くてもつまらなくてもどっちでも問題御座いません。

(4)スマホの電源を切る

充実した週末が送れなかった、とお悩みになる方が実際にどのような週末を送っているかといえば、その多くはスマホに時間を消費されていることでしょう。

ですのでスマホの電源を切れば自ずと違った1日になるのは間違いありません。どうかご安心くださいませ、凡人たる我々に緊急の要件などまず来ません。

スマホがないと何もしないまま1日が終わってしまうと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に何もしないまま1日を終えることができるのであれば、それはもはや才能。

人間、何もすることがなければ強引に何かをするのです。

まずはスマホを食卓に置いて寝ることから始めましょう。ベッドから手の届かない位置にスマホがあるだけで、皆さまが休日の朝にベッドから出る確率は格段に上がるのです。

今週末から始めよう! なんて無理

決断には体力が必要である

怠惰な週末を過ごして後悔されている方はまずこの基本原則を覚えておいて下さいませ。

人間にとって「決断」というのは、膨大な体力とそれに付随する精神力を消費する行動で御座います。その消費量はおそらく実際に行動をするよりも大きいものでしょう。

ですので土曜日の朝になってから「よし! 今日はこれをしよう!」と決断ができるなどという幻想は抱かないようご注意くださいませ。

平日の疲れが残っている土曜日の朝に「決断」などという重労働ができるはずもありません。大抵の場合、決断するまでのうだうだで午前が消費され「もう午後だから今日は無理」という決断をしてしまうのです。

休みの予定をその週の平日に考えるのも難しい

そしてこれは平日もまた同じでしょう。

例えばこの文章を書いているのは水曜日なのですが、水曜日になってから今週末の予定を考え始めると「準備ができてないし……」「今週末は振り込みをしないといけないし……」「金曜日忙しいし……」「ヤマトが来るし……」というようなアレコレを考えてしまい結局決断することができません。

ですので今週末の予定を、その週の平日に考えるのもまた非常に難しいのです。

日にちが近いぶん、週末のことがより鮮明に想像できてしまい結局億劫になってしまうのでしょう。

暇でやることがない休日を変える対処法は?

人間は基本的に面倒くさがりな生き物で御座います。

流しに洗い物を溜め込んで、部屋の掃除を蔑ろにし、光熱費のコンビニ払いも後回しにするのが人間でございます。面倒なことを先に先にと終わらせることができるのは一部の特殊能力を持った人間であり、我々凡人は基本的に死ぬほど面倒くさがりな生き物で御座います。

しかしこの性質は「一度決まったことはなかなかキャンセルしない」という強みでもあるといえるでしょう。

幸か不幸かネットの予約サイトというのは基本的にキャンセルがしづらい仕様になっております。月額課金の動画配信サービスは「退会」のボタンを非常にわかりづらい位置に置きますし、旅行サービスは多額のキャンセル料をつけてキャンセルをしにくくしているのです。

ですので何かの間違いで一度予約をしてしまえば、怠惰な私たちは基本的にあまりキャンセルを行いません。特に「キャンセル料」が発生するタイプの予約であれば、面倒くさい+実損という二重コンボでよほどのことがない限りキャンセルすることができないのです。

しかしこういった「キャンセルしづらい予約」は、そのハードルの高さゆえに「そもそも予約するのが面倒」という欠点もあわせ持っているので御座います。

例えば、キャンセル料が100%のツアーを今週末に予約をしようと思ったら「私は本当にこのツアーに行く気力と体力があるだろうか……もしも行けなかったら丸々損だから予約をやめよう……」というように考えてしまい結局予約をすることができません。

しかし、ここでもまた我々の怠惰さを利用することで、簡単に予約を取ることができるでしょう。

怠惰な我々は、今この瞬間の自分にはなんの期待もしていませんが「未来の自分」には過度な期待をしているのです。

数週間先にキャンセルしづらい予定を入れること

部屋が汚れているのに掃除をしないのは「未来の私は掃除をしてるはずだ」という未来の自分への期待。仕事をしなくてはいけないのにサボっているのは「未来の私は仕事を終わらせているはずだ」という未来の自分への期待。

このように怠惰な我々は「未来の自分」には多大なる期待をしているのです。未来の自分に期待をしているからこそ、今が怠惰になっているともいえますが、この傾向を利用しない手はありません。

先ほど「直近の予定を入れるのは難しい」といいましたが、それは直近の自分が未来の自分ではないからでしょう。今週末の予定を入れるときは今の自分を想像して考えてしまうので「こんな自分にはできるはずもない」と考えてしまうのです。

しかしこれが2週間後3週間後の予約であればどうでしょうか?

時間が開くことで、私たちは「そのころの自分ならできるだろう」という都合のいい楽観をすることができるのです。

ですので週末を有意義に過ごしたいのであれば、直近の予定を立てるのではなく2~3週間後の自分に期待をして「キャンセルのしづらい予定」を入れるといいでしょう。

今から今週末のことを考えても仕方がありません。再来週の予定を入れ、今週末は未来の自分に期待しながら怠惰に過ごすといいでしょう。

単独行動ができないと危険

週末にやることがないとお悩みの方にはさまざまなタイプが存在しますが、その中で最も危険なのが「単独行動ができない」というタイプの方で御座います。

特に20代の中盤くらいまでは「週末にやることがない」と悩むことがなかったのに、20代後半くらいから急に「やることがない」と悩むようになった方は注意が必要でしょう。

このタイプの方は「やりたいことがない」のではなく「一緒にいてくれる人がいない」という問題を抱えているのです。20代中盤くらいまでは週末のたびに友人と遊んでいたのに、その友人が結婚や出産などで遊べなくなると途端に週末の予定が埋まらなくなっているのでしょう。

その友人たちが皆さまの周りに戻ってくるとしたら、子育てが一段落する50歳くらいになってからで御座います。そのときに戻ってくるのであればまだマシで、現実的にはもう戻ってくることはないと考えた方がいいでしょう。

30代を過ぎたら「一人で遊ぶ技」を身につけるべき

ですので30代を過ぎたころからは「一人で遊ぶ」ということができないと、週末の予定が埋まらないのは間違いありません。そして皆様によほどの魅力がない限り、20代中盤の若者は好き好んで年上の人と遊びたがったりはしないのです。

未婚の道を歩むのであれば、「単独行動が苦手」などと言っている場合では御座いません。未婚同士で仲良くすることが不可能だとは言いませんが、少なからず単独行動ができるようになっておかないと、想像より数倍暗い人生を歩むことは間違いないでしょう。

まずは1カ月後の週末に、行ったことのない県のホテルの予約を入れて下さい。

たとえつまらなかったとしても、強引に単独行動の経験を積まないと今後の週末が明るくなることはないのです。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

※この記事は2020年02月29日に公開されたものです

ラブホの上野さん (恋愛コラムライター・ラブホテル店長)

都内某所のラブホテルスタッフ。

自分のホテルの売り上げを増やすためにラブホテルへの誘い方をツイッターで伝授していたところ、そのテクニックが話題になり漫画原作やコラムの執筆をすることになる。

漫画『ラブホの上野さん』原作。恋愛コラムライター。某ラブホテル店長。

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