扱いづらい。職人気質な人の特徴と付き合い方
職人気質な人との付き合い方
そんな職人気質な人と仕事をするとき、どう接したらいいか困ったことはありませんか? うまく付き合うコツは3つ。たったこれだけで一気にコミュニケーションがスムーズになるので、ぜひお試しください。
1.力量を認める
職人気質な人は自ら作り出すものに自信を持っている反面、とても繊細で周りの評価を気にします。「自分の仕事が認められていない」と感じると、まるで自分の人格そのものを否定されたかのようにショックを受け、心の壁を作ってしまいます。
相手の力量を認めて「〇〇さんの仕事がすごく好きで」と肯定する姿勢で向き合いましょう。
2.プライドを傷つけない
同様に、プライドを傷つけないように注意してください。
相手の仕事を否定するのはもちろん「ここがよくわからないんですけど」といったちょっとした疑問視も、思った以上に職人気質な人のプライドを傷つけます。
「とても素敵なんですが、ここが気になっていて」「ここだけわかっていなくて、ご説明いただけますか?」というように、質問や意見をするときも、ひとつクッション言葉を入れてから、コミュニケーションを進めると協力的な姿勢を持って接してくれます。
3.相手の意思を尊重する
職人気質な人は人一倍こだわりが強く、言動の裏にはさまざまな意図があります。軽い気持ちで意見すると想定していた以上に反発を受け、関係が悪化してしまうリスクも……。
意外な意図が秘められているかもしれませんから、基本的には相手の意思を尊重し、その上で相談するようにしましょう。「意図がうまくくみ取れていなかったら悪いのですが」と前置きを入れたり、言い方に気をつけたりするだけで相手の反応が軟化し、仕事がしやすくなります。
協力の姿勢を忘れないで
「めんどくさい」と思われることもある職人気質な性格にも、たくさんの長所があります。人とは違った希少な能力や視点を持っているので、新しいものを生み出すこともできるでしょう。
ただ、それはきっとひとりでは成し遂げられません。本人も周りの人も職人気質な性格を理解した上で、互いに協力し合うことを忘れないでください。
(秋カヲリ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年02月20日に公開されたものです