頭が悪い人の特徴とは? どうすれば頭が悪い人と思われないか
「頭が悪い人」と思われないためにできること
では、頭が悪い人を脱して「頭が良い」と思ってもらうために何ができるかを、ここからご案内します。簡単に言えば、これまで列挙した「頭が悪い人」と誤解される特徴の、逆をやればいいのです。
頭が悪い人を脱するには (1)すぐに返事をする
何かを聞かれたら、とにかくすぐに返事をしましょう。
私は面接対策で、よく「はい・いいえ・わかりません」だけでも声に出そうと伝えます。「はい。私が残した成果は……」と、本当の答えは後から続ければいいのです。とりあえず、「はい」で口火を切っておくと、回答がとても楽になります。
頭が悪い人を脱するには (2)理由をつける
次に、答えに理由をつけましょう。ナスが嫌いな理由は? 顔が濃い男性が好きなのはなぜ? なんで今日はワンピースにしたの? こんな些細な質問に対する答えにも、全部理由をつけましょう。
たとえば「ナスが嫌いなのは、キュッキュッとなる触感が苦手だから。同様の理由でキュウリも苦手」とか、「顔が濃い男性が好きなのは、父親が薄い顔だから。親とはかけ離れた遺伝子を持つ人を、人間は無意識に求めると聞いたこともあるし……」「ワンピースにしたのは、仕事が終わったら、ショッピングに行きたくて、着たり脱いだりするのが楽な服がよかったから」といったようにです。
なんでもかんでも理由をつければ、まじめなトピックでも理由を話しやすくなります。普段の訓練が、成果につながるのです。
頭が悪い人を脱するには (3)話を脱線させるときは宣言する
最後に、「聞かれたことについて答える」よう意識してみましょう。私たちは、話しながら想像力を働かせています。
たとえば「この前の大阪旅行、どうだった?」と聞かれたのに、「楽しかったよ……あっ、その日忘れ物しちゃって。それを彼が駅まで届けてくれて、ギリギリ電車に乗れたんだよね~」と、旅の思い出が彼氏とのノロケに早変わりすることって、よくありますよね。
こういう話の脱線は相手に「疲れる……」と感じさせてしまうので、「楽しかったよ! 旅行先で粉もの、いーっぱい食べちゃった! あ、話は変わるんだけどさ、実はすごい忘れ物しちゃって」と、脱線するときに「話は変わるんだけど」「別の話になっちゃうんだけど」と前置きしましょう。
これだけで、相手を疲れさせずに会話を続けられます。
人って案外単純に「頭の良し悪し」を決めている
並べてみると「なーんだ、人ってこんなことで頭の良し悪しを決めつけてるんだ」とびっくりしませんか? 私たちって、頭の良し悪しを結構あいまいな基準で決めています。
だからこそ、誤解されたらもったいない!
少し訓練するだけで「あの人って、頭いいよね~」と言われるからです。今日挙げた3つに気をつけて、あなたも明日から頭の良い人、やっちゃいませんか?
(トイアンナ)
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※この記事は2020年02月12日に公開されたものです