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専門家 働き方

集中したいのに……。仕事が手につかない時の対処法

笹氣健治(心理カウンセラー)

仕事が手につかない時ってありますよね。不安感に襲われたり、憂鬱な気分に支配されたり……。失恋など恋愛面で問題があると、途端に仕事がはかどらなくなってしまいます。一体どうしたらいいのでしょうか? 心理カウンセラーの笹氣健治さんに対策を教えてもらいました。

仕事を能率的にどんどん終わらせていきたいのに、なぜか「仕事が手につかない」というときがあるものです。

そんなとき、なんとかしなきゃと焦れば焦るほど、かえって仕事ができなくなるという悪循環に陥ったりします。

一体どうしたらいいのでしょうか。

このコラムでは、そんな「仕事が手につかないとき」の乗り越え方について解説したいと思います。

仕事が手につかない時とその心理

「仕事が手につかないとき」といっても、いろいろな状況があります。まずは、主なケースについて確認するところから始めましょう。

疲れている

身体感覚として「だるい」「頭がボーッとする」「気分が乗らない」といったときには、「仕事が手につかない」と感じるものです。

寝不足だったり、頭痛や生理痛がひどかったり、風邪で熱っぽかったりなど、体調が万全でないときは集中力が低下して何も考えられなくなります。

そんなときに仕事が手につかなくなるのは当然といえば当然です。

イヤなことがあった

家族や友人とケンカをした。通勤途中にマナーの悪い人がいて嫌な目にあった。約束をしたのに守られなかった。悪口や嫌味を言われた。もうすぐ完成間近の文書を間違って削除してしまった……。

仕事やプライベートなどの日常生活においてイヤなことがあって、それを引きずっているときにも仕事が手につかなくなります。

ムカつく、イライラする、むしゃくしゃする、ショックを受けた、といった最悪の気分に心が支配されているときは、気持ちを切り替えてやるべき仕事に専念するということがどうしてもできなくなってしまうものです。

トラブルを抱えている

とんでもないミスをしてしまった。ひどいクレームを受けた。

このような「どうしよう」「これはやばい」という危機的状況に陥ると、頭がパニック状態になって何も手につかなくなります。

人間を含め、生き物は身の危険を感じると、脳がスクランブル体制に入ります。外敵から逃げるか、もしくは、外敵に立ち向かうか、生き延びるための行動を起こして自分の命を守ろうとするのです。

そのときの頭の中は必死で無我夢中な状態になっているので、冷静になって物事を考えられなくなります

危機的状況下では、落ち着いて仕事に専念しようと思えなくなるのは仕方ないことなのです。

気がかりなことがある

先日提案した企画が採用されるだろうか、人事面談でどのような評価を言われるだろうか、この資料を締切に間に合うように作り終えられるだろうか、といった仕事上の不安。

行きたいコンサートの抽選に当たるだろうか、あの人に貸したお金はちゃんと返ってくるのだろうか、といったプライベートの心配事。

このように何か気がかりなことが引っかかっているときも仕事が手につかなくなりがちです。

うまくいくかどうか気が気でない、うまくいかなかったらどうしよう、といった不安に頭が支配されていると、どうしても目の前の仕事に集中できなくなってしまうものです。

やりたくない仕事をしなければならない

「なぜ私がこれをやらなきゃいけないの?」「なんで私にばっかり雑用が回ってくるわけ?」といった理不尽な状況だったり、膨大な資料をまとめる等の時間と労力を要する仕事を前にすると、「面倒くさい」「こんな仕事はやりたくない」と思ってしまうことがあります。

そういった「やりたくない仕事」に対しては、やらなきゃいけないと思いつつも、憂鬱な気持ちが強くなってくると、どうしてもやる気が湧いてこなくなります。

やりたくない仕事を無理にやろうとするときも、仕事が手につかない状態になってしまうのです。

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