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行きたくない。仕事がだるい時とその対処法

笹氣健治(心理カウンセラー)

なぜ? 仕事がだるいと感じる理由と心理

ひとことで「仕事がだるい」と言っても、いろいろなケースがあることがわかったと思います。

次は、なぜ「仕事がだるい」と感じるのかについて考えましょう。主な理由としては次の4つが挙げられます。

(1)身体の疲労が蓄積している

「仕事がだるい」と感じる時は、疲労がたまっていて身体がだるくなっている場合が多いです。

仕事をしていれば毎日疲れて当然ですので、重要なのは翌日の仕事までの間にしっかり疲労をとることです。

毎日、十分に疲労回復できていないと、どんどん疲労が蓄積し、一週間の中盤あたりになると疲労感によるだるさを感じはじめてしまいます。

休日明けにだるいと感じるのも同じで、休日にしっかり疲れがとれていないのが原因です。

(2)脳の活動が低下している

疲労がたまるのは身体だけではありません。仕事をすると脳も疲れますので、脳の疲労回復ができていないと「仕事がだるい」と感じることになります。

朝に起きられないのは、しっかり脳の疲労がとれていない可能性がありますし、昼食後にだるいと感じるのも、午前中に脳を使って疲れているからかもしれません。

また、疲労とは別に、脳の活動が本調子ではない場合もだるいと感じます。朝が弱い人は脳に血液が十分に回っていないため、すぐに活発に活動できない状態となっている場合があります。

食後は眠くなって脳の活動も低下しますので、昼食をとったあとの午後にだるいと感じるのも仕方のないことではあります。

休日に普段より遅く起床したり、連休で旅行に行ったりして、生活リズムが変わることも脳の活動に影響を及ぼします。

普段の仕事の時なら始業時間の朝9時にはしっかり脳が活動できる状態になるのに、休日の過ごし方によって生活リズムが狂ってしまうと、休日明けの朝になってもまだ脳がしっかり起きていない状態となり、そのためにだるいと感じることがあるのです。

(3)大きなストレスにさらされている

多すぎる仕事量、締め切りやノルマによるプレッシャー、職場の人間関係など、大きなストレスに日々さらされていることも、仕事がだるいと感じる大きな原因のひとつです。

仕事をする上で、ある程度のストレスが生じるのは当然のことですが、それが過大で、かつ長期に渡ると、脳が疲弊して意欲が低下していき、抑うつ状態になったり体調が悪くなったりします。

そういう状態が続くと、頭や身体が常に重く感じて、やがて「もうこれ以上は動けない」というところまでいってしまうことになるのです。

(4)精神的報酬が得られていない

がんばって仕事をしているのにまったく評価されなかったり成果が得られなかったりすると、次第に自分ががんばっていることがむなしくなり、やる気が起きなくなって「仕事がだるい」と感じることになります。

毎日ミスなく仕事をして当たり前で、ちゃんとやっていても評価されることがない職場で働いている。営業を必死にがんばっても、まったく成約がとれない状態が続いている。このような時は要注意です。

がんばった分に見合った収入、あるいは、感謝やねぎらいの言葉による精神的報酬が得られていないことで、やる気が起きなくなっているのです。

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