嫌いな上司を確実に仕留める。ビジネス暗殺術
嫌われる上司は、なんで気づかないの?
さて、なぜ嫌われている上司は自分で自分を律して、直せないのでしょうか。
私もヒラのころそう思っていたのですが、管理職になって気づきました。
お世辞と、ガチ褒めの差が、わからん。
部下からすれば「そこは表情で察しろよ。おべっかに調子のりやがって」と思うところでしょうが、いざ持ち上げられる側になるとまったくわからないものです。
それ以来、どんなに部下が褒めてくれようが「実は嫌われているのではないか」と、冷や汗を流す日々でした。
嫌いな上司……とはいえダメなあの対処法
いちど上司を嫌いになれば、毎日はストレスで憂鬱。仕返しを考える人もいるでしょう。
ですが、典型的な「ダメ対処法」は上司の指示を無視することです。
上司の上司は、あなたと直属の部下(=上司)の意見を比較したときには、上司を優先せざるを得ません。そうでなければ、上司の上司こそ「嫌われる上司」になってしまうからです。
いくら嫌いでも上司の指示を無視すれば“あいつは仕事をやっていない”と、お偉方に報告されてしまうおそれがあります。
これでは上司を締め出すどころか、あなたが退職に追い込まれるかも。
ストレスが溜まって仕方ないとは思いますが、そこはぐっとこらえて「かしこまりました!」と笑顔で答えておきましょう。