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おすすめ! 「内向的な人」に向いてる仕事

ぱぴこ

内向的だね。そう言われたことはないでしょうか? 仕事において、この「内向的」という性格は長所なのでしょうか? 短所なのでしょうか? 外資系OLコラムニストのぱぴこさんに、内向的な人に向いてる仕事について教えてもらいました。

内向的か外向的かと言われると外向的な私ですが、根が暗いのでテンションやコンディションによってはすぐ内向性が振り切れます。特に冬の寒い時期は、思考が暗いほうに暗いほうに行きがちな季節です。

今回は内向的で、あまり仕事がうまく行っていないと感じる人に対して、どんな対策や適職があるのかを中心に考えてみましょう。

内向的な人は仕事が辛いもの?

内向的な人が苦手なことのひとつが「不特定多数の人と不定型のコミュニケーション」ではないでしょうか。多くの仕事は多かれ少なかれコミュニケーションが発生するため、その対応が辛くなってしまう可能性があります。

内向的だと仕事が辛いと感じやすい理由

(1)ちょっとした雑談が苦手

机が隣だったり、業務を確認したりすることで発生する「日常のちょっとしたコミュニケーション」が、内向的な人にとっては気が重いことだったりします。

「業務に関係ないから無視」すると、結果として職場に居づらくなったり……と無視できない事柄です。

(2)人とのコミュニケーションが苦痛

(1)とも関わりますが、顧客からの入電や問い合わせの電話、取引先とのやりとりなど、仕事上必要なコミュニケーションは無限に発生します。

ひたすら「倉庫作業」などであれば心が休まるでしょうが、なかなかそうもいかないため、辛くなりがちです。

(3)自分一人の時間が作れない

昼過ぎに個室トイレが埋まっている……なんてことありませんか?

会社は基本的にはオープンスペースばかりで、クローズドスペースが限られています。内向的な人はこもりたがる傾向があるため「一人になれない」ことがストレスになります。

(4)仕事ができないと思われる

もくもくと自分の仕事をし、成果に繋がる仕事だとよいですが、そうでない場合は「外向的で明るい印象の人」の方が「仕事ができる」と評されがちです。

きちんと仕事をしている場合も、内向的なために「何をしているかわからない」と思われてしまうことがあるのです。

内向的な人が仕事ができないと思われる理由

仕事ができる人のイメージが固定化されている

仕事ができる人のイメージが「ハキハキと話してプレゼンが上手い」「明るく周囲を巻き込んでいける」など、外向的な人の特徴に偏っている点は大きく影響しています。

本来黙々と仕事をこなせる内向的な人の特性は「仕事ができる」に繋がるものです。

外向性がある人のほうが目立つ

新規営業、顧客調整、社内外のプレゼン……などが得意な人は目立ちます。対して内向的な人は、基本的にこれらの仕事が苦手です。

そのため、「できる/できない」という軸ではなく、「何をしているのかわからない」という理由で「できない」と評される可能性があります。

成果のプレゼンが下手

内向的な人は黙々と集中して自分の仕事をすることが得意ですが、それは「当然」と思っているためアピールすることではないという認識でいます。

そのため、自分の仕事の成果をプレゼンできておらず、評価に繋がらないのです。

次ページ:内向的で仕事が辛いときの対策

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