年下上司と年上部下が円満な関係を築く方法
年下上司と円満な関係を築く3つのコツ
上述のように、年下上司との関係には、やりづらさや居心地の悪さがつきまとうこともあるもの。
これを克服して円満な関係を築くコツを3つご紹介します。
1.気になることがあったらはっきり言う
まずは「部下とはいえ年上だからと気を使われている」という理由でやりにくいケースについて考えてみましょう。
年齢に関係なく、「上司」は部下が滞りなく仕事を遂行できるようにするのが役目のひとつです。そのため、年下上司の態度や言動などでやりづらいと感じることがあれば、きちんと伝えるのが居心地よく仕事をする鍵になります。
本人にどうしても直接言いづらい場合は、年下上司の上司にあたる方、もしくは部門内のほかの社員に相談してみましょう。
ただオススメはあくまでも直接「本人」に伝えることです。
2.「年下」であることを忘れる
特に上下関係が厳しいクラブ活動を長年されていた方にとっては居心地が悪いかもしれませんが、仕事の世界においては「年齢」より「役職」です。「年下に指図されるのが気に食わない」という思いは、会社という組織の中だとなかなか考慮してもらえません。
そのため、まずは年下、年上という意識を持たずに接するように心がけましょう。
ただし年下上司の態度で気になることがあったら、毅然とした態度で相手に伝えてみましょう。
3.どうしてもやりづらいなら配置転換や転職を視野に
ただどうしても気になってしまう、居心地が悪いということであれば、それは年齢ではなく、相性の問題かもしれません。
毎日会社に行くのが憂鬱に感じてしまうほど、年下上司との関係に悩んでいる場合は、配置転換や転職を視野にいれるのもいいでしょう。
ただその際は「年下上司と仕事をするのが気になるから」という理由は明かさずに活動するのがオススメです。
今の時代、いつ年下上司と仕事をすることになってもおかしくありません。その際に「年下の上司は嫌」と主張することは、あなたのイメージを下げかねません。
4.年齢をわざわざ明かさない
実は、私自身も年下上司として年上の部下と働く機会が何度かありました。そのとき感じたことは、実際に年齢がはっきりしてしまうと、気にするキッカケになってしまうということです。お互いの年齢が明らかになってしまうと、急に居心地の悪さを感じてしまうんですよね。
自分の年齢も、年下上司の年齢も、意識せずに仕事できるのが一
それが、気持ちよくお仕事できるコツだと思います。
ONE TEAMで働こう
「年配者は敬いなさい」というのは古くから日本でいわれてきたことですが、今の時代は年上であってもそうでなくても、相手を尊重しつつ思ったことははっきり言うのが好ましいとされているように思います。
お互い年の差を意識することなく働くには、まず自分から意識や行動を変えてみることが大事でしょう。年下上司がやりにくいなと感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(makicoo)
※画像はイメージです
※この記事は2019年12月06日に公開されたものです