空気が読めない人の特徴とは。気が利かない原因と職場での対処法
空気が読めない人への対処法
あまりに「空気が読めない人」がいると、あらゆる場面でフォローが必要だったり、ぎこちない空気の中で居心地の悪い思いをしたりと、つらくなってしまう可能性があります。
とはいえ、本人に悪気や自覚がない場合は「今日指摘して、明日直る」というものでもありません。
どう対処すればよいのでしょうか?
(1)距離を置き、あまり関わらないようにする
業務上の必要最低限の接触に留め、空気が読めない人とは極力関わらないようにするというのがひとつの対処法です。
根本的な解決にはなっていませんが、「空気が読めるかどうか」とはコミュニケーション力に依存するため、一朝一夕で改善する問題とはいい難い、難しい問題です。
であれば、他人の改善に期待するより「触らぬ神に祟りなし」を標語に、あまり関わらない道を選ぶのが、有効な対処法です。
よくも悪くも「鈍感」な空気が読めない人は、「避けられている」ことにも気がつかない可能性があり、何も気にせずに話しかけられる可能性もありますが、その際は深入りせずに流すようにしましょう。
(2)徹底的に聞き手にまわる
空気が読めない人が、空気を読めずにその場をクラッシュさせた場合、「自分が修復せねば!」と焦るのではなく、その場の空気にまかれるというのも手段のひとつです。
また、相手が失礼なことを言ったり、地雷をふむ可能性はあるにせよ、「自分からは話を深堀りせず、相手の話を聞くことに注力する」ことで、話をさえぎられたり、無視されたりというダメージの大きい「空気の読めない態度」に凹むことがなくなります。
大ダメージを受けないように、受け流せる程度のダメージを取りに行く「損して得取れ」という対処法です。
(3)コミュニケーションのかけちがいを説明する
相手が後輩といった面倒を見るべき相手や、続けていきたい友人関係の場合は、「空気が読めていない」ことをきちんと伝え、どうすればコミュニケーションのかけちがいが起こりづらくなるのかをその都度伝える、という対処法もあります。
スルーするのではなく、徹底的に向き合って改善してもらうことに協力するということです。
これは非常に骨が折れるので、「やるべき相手なのか、やる必要があるのか」はよく考える必要があります。
しかし、悪気はないが空気が読めないことで損をする相手を助け、よりよい人間関係を築く可能性のある、一番希望がある方法です。
空気が読めない人とは適度な距離で付き合うのが吉
職場で「空気が読めない」人がいると、自分自身がいやな思いをするだけでなく、所属するチームや部の空気が悪くなる可能性があります。
これは正直、厄介です。
空気が凍ればヒヤヒヤしますし、自分の地雷をふまれると気分が悪い。
しかし相手も大人なので、そう簡単に変わりませんし、相手の「変わる」ということに期待したり、できないことに腹を立てたりしてもいいことがありません。
そのため、基本は「仕事自体に影響がないなら、スルーが一番」です。
空気が読めないことで、顧客などに失礼がある場合は上司にエスカレーションして対処してもらうしかありません。
関わり方に困る「空気の読めない人」ですが、悪気がない「そういう種族」として切り離し、自身のスルースキルを磨くようにしましょう。
(ぱぴこ)
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※この記事は2019年07月30日に公開されたものです