「ガラスのハート」診断。傷つきやすい原因と改善方法
ガラスのハートを強くする方法
ガラスのハートは必ずしも強くする必要はありません。
はかなくて壊れそうなものは限りある命を連想させますが、それは尊さであり美しさでもあるのですから。
しかし、割れそうな心を抱え続けていることがしんどいときもありますよね。
ここからは、ガラスのハートを強くしたいと考えている方への対処法を提案したいと思います。
1.予測されるパターンを何種類か考えておく
石橋をたたいて渡るタイプが多いガラスのハートを持つ方にはこの対処法はやりやすいと思います。
たとえば、恋愛で告白するときに断られたときのリアクションを何パターンか用意しておきます。
潔く諦める、友だちとして付き合っていけないか提案する、時期を見て再アタックするために一旦引くなど、最悪なものからいくつか用意しておきましょう。
2.朝型生活
セロトニンが不足すると気分が落ち込みやすくなる傾向があり、この状態が続くと鬱状態になりますが、太陽光はこのセロトニンを活性化させます。
強い心を作るためには太陽の光は必須なのです。
朝まで眠れなかったから昼まで寝よう、ではなくて、そういうときは午前中だけでもそのまま起きて太陽の光を浴びてください。
3.プライドを捨てる
心のガラスは意外と小さなプライドを繋ぎ合わせているだけのこともあります。
他人から見える自分を気にしてばかり、否定的な意見を言われると相手のことを無視して一切関わりを断つ、など。
傷つくことばかりを恐れてプライドを尖らせている自分に気づいたらそのガラスは一度全部壊してしまいましょう。新しく一からガラスを張りなおす気持ちで。
4.物事を多面的に考えてみる
強い風が吹いたとき、その風を避けるためにガラスを正面に向けて真っ向から風を受けたら割れますよね。
でも、風の抵抗をなるべく少なくなるよう角度に変えたら、ガラスは割れにくくなります。
心の持ちようもそれと同じです。
真正面から受け止めるだけではなく、自分が相手の立場だったら、友人から相談されたらなど、受けた言葉や事象についていろいろな側面から考えてみる癖をつけましょう。
作り直したガラスは前よりも強くなっている
物資のガラスは一度割れてしまうと、元の形に作り直すことはかなり難しいですが、心のガラスはそんなことはありません。
鈍感になることは難しいですが、風の抵抗を受けないようにかわすこともできますし、万が一割れても何度でも作り直すことができます。
対処法も参考にしていただき、取り組めるものからやってみてください。
作り直したガラスは必ず前よりも強いガラスになります。それが「心の成長」ということです。
(小日向るり子)
※画像はイメージです
※この記事は2019年06月28日に公開されたものです