科学的に解明! 「ついてない日」の正体と挽回策
「ついてない日」の原因を分析し「断捨離」で対策する
対策を打つには原因を見極めなければなりません。この原因の見極めにこそ、ゲシュタルト分析が真価を発揮します。
すでに見てきたとおり、現在とは過去の要素からなるゲシュタルト。「ついてない現在」の原因はかならず過去の要素の中にあります。
「公」の字を「ハ」と「ム」に分解するように、現在のゲシュタルトを過去の要素に分解します。いわば「積極的ゲシュタルト崩壊」です。
分解した原因には、内的要因(自分自身に原因があるもの)と、それ以外の外的要因の2つしかありません。
それらの中で、未来のゲシュタルトに必要のない要素があるなら、バッサリ切り捨てるべきです。ゲシュタルト断捨離です。
2つの要因別に見てみましょう。
内的要因:不要な思考、感情、悩み
私たちは理想の未来のために生きています。未来のゲシュタルトを崩壊させるものは一切不要です。
未来のゲシュタルトを自ら否定するかのようなネガティブ思考。未来に関係のない他人の言動でざわつく感情。未来に関係のない悩み。
そうした未来に反した内面を放置していないでしょうか。
冷静になれば、それらがすべて未来のゲシュタルトを形成しないどころか、崩壊に導くことがはっきりわかると思います。すぐに切り捨てるべきです
外的要因:不要な仕事、常識、人間関係
自分で招いた内的不運よりもずっとやっかいなのが、外からくる要因です。
連続する不運というのは、ほぼ外的要因によるといっていいかもしれません。
未来のゲシュタルトにつながっていない仕事。未来を否定する常識。そして未来にまったくかかわっていない人間関係。
「時間幅」「深刻さ」「冷静さ」「関係性」すべて熟慮してもなお、未来のゲシュタルトにつながっていないと感じるのであれば、その要素は不要。切り捨てるべきです。