悲劇のヒロインぶる女性の特徴・心理とは? 接し方の対処法
周囲に悲劇のヒロインを気取る人はいませんか? 過剰な不幸アピールをして「悲劇のヒロインになりたがる女性」が近くにいると、ウザいと思ってしまうことも。この記事では、悲劇のヒロインぶる女性の特徴と原因、そういう人への接し方について、心理カウンセラーの小日向るり子さんに解説してもらいました。
悲劇のヒロインになりたがる女性は、あなたの周りにいませんか?
「自分こそ人生のヒロイン」といった素振りで多くの人を振り回し、あたかも自分が可哀想な存在とでも言いたげな言動を見せるタイプです。
今回は、そんな悲劇のヒロイン気取りな人の心理や特徴、接し方のコツについて解説していきます。
悲劇のヒロインぶる女性の心理とは?
「悲劇のヒロイン気取りの女性」と聞くと、なんとなくどんな女性か想像がつく方も多いと思いますが、まずはわかりやすい例を挙げてみたいと思います。
もし自分だったら何を考えてどう振る舞うか、想像しながら読んでください。
ある女性が婚活パーティに参加し、最後の告白タイムで2人の男性から告白されました。
彼女は2人とも告白をお断りしてしまい、泣き出しました。
なぜ彼女は泣いたのでしょうか?
そして、もしあなたならこの場面でどのようなリアクションを取りますか?
まずここは、泣く場面ではありません。
むしろ2人の男性から告白されたのですから、うれしい場面です。
精神的に成熟した女性なら「2人もの男性に好きになっていただけて幸せです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを込めてお伝えするでしょう。また、「振られた男性側の気持ちを考えると私も泣いてしまうかも」と考える方もいるかもしれませんね。
こうした言動を見せるタイプの人は「悲劇のヒロイン」ではありません。
では、「悲劇のヒロイン」タイプの女性はどうするかというと、ここで泣くという行動に出ます。その理由は「どちらも選べない私って可哀想」という心理です。
この「私って可哀想」という感情こそが、「悲劇のヒロインを気取る女性」の核となる心理状態です。