悲劇のヒロインぶる女性の特徴・心理とは? 接し方の対処法
「悲劇のヒロイン」になりたがる原因
それでは「悲劇のヒロイン」になりたがる原因としては、どのようなものが考えられるでしょうか?
(1)愛情不足
まず、幼少期の愛情が不足している場合が挙げられます。
特に、小学校に入学する前までの時期に自分の存在を常に気にかけ、ありのままを愛してもらえたという体験が非常に大切になります。
「悲劇のヒロイン」になってしまう方は、この幼少期に味わうべき愛情を受けられなかったことで、他人にそれを過剰に求めてしまうのです。
(2)過干渉な成育歴
これは、親が子どもの人生を自分の思い通りに歩ませるべくレールを敷き、子どもはそれに反発できずに育ってきたようなケースです。
このような成育歴の方は、成長するにつれて押し込められた自我を思い切り発散したいという意識が強くなり、人生をわざとドタバタさせたくなるのです。
しかし、どこかで親に反発している自分に責任があると感じているため、そのドタバタは自虐的となります。
それゆえにつらいといいつつ、不幸な状況を求めてしまうのです。
(3)自己顕示欲の強さ
注目されるということは、批判を受けたり、時には敵を作ったりすることも覚悟しなければなりません。
しかし、「悲劇のヒロイン」にはその勇気はありません。
誰からも敵意を向けられず、むしろ同情されながら注目されるためには、「可哀想な状態」を作ることが一番簡単な方法です。
自己顕示欲を満たすための姑息なやり方といえるでしょう。